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2023年12月23日 (土)

宮崎市青島と児湯郡木城町

 2023年11月23日(木)、宮崎市青島と児湯郡木城町に行く。

 

 11月24日(水)、羽田空港12:00発のソラシドエア57便、宮崎空港に13:50到着。夕方からコロナ禍で中止していた団体OB会の懇親会に5年ぶりに参加した。

 翌23日にJR宮崎駅から、9:10発の日南線油津行きの列車で青島観光に行く。

●青島駅

 9:39、無人駅のJR日南線青島駅に到着。

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 昔、この駅を利用したことがあったが、車での移動が多くなってきて、ここで下車するのは何十年かぶり。

 1992年(平成4年)12月に無人駅となった。2020年(令和2年)4月、外観を現在の「海外のビーチハウス」風にリニューアルしたという。近年、2018年(平成30年)度の1日平均の乗降客数は172人だそうだ。

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●青島亜熱帯植物園

 10:00、青島の西岸に位置する「県立青島亜熱帯植物園」に入園。写真は、ウィキメディア・コモンズより転載。

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 愛称は、「宮交ボタニックガーデン青島」。入館料無料。外苑には青島に自生するビロウをはじめ、フェニックス、女王ヤシ、ナツメヤシの他、ブーゲンビリアやハイビスカスなどの色鮮やかな南国の木や花々。

 「大温室」には、真っ赤なアンスリウム(大紅団扇、おおべにうちわ)。さといも科アンスリウム属で、原産は南米のコロンビア

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 ブーゲンビリアは、オシロイバナ科ブーゲンビリア属に属する熱帯性の低木。原産地は中央アメリカ及び南アメリカの熱帯雨林。ちなみに宮﨑空港の愛称は、「ブーゲンビリア空港」。

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 黄色いブーゲンビリアもあるが、白は珍しい。

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 「大温室」は2016年(平成28)年3月にリニューアルオープン。床面積610㎡、高さ14.7mの屋内には、186種類、1,600本の植物。階段を上がって2階の回廊からは、花を間近に見たり、鮮やかな風景を見下ろしたりできる。 

 16品種のブーゲンビリアや世界三大花木のカエンボク・ホウオウボクなどが植栽。旧温室から移植したマンゴ-(国内最大級)、リュウビンタイ、ビヨウタコノキ等の他に新たに植栽した美しい亜熱帯花木があり、年間通して彩り鮮やかなエキゾチックなガーデンとなっている。温室の西側には「シンガポール植物園」との姉妹植物園50周年を記念たマーライオンの像が設置されている。

 「大温室」の北側には「熱帯果樹温室」(入場せず)があり、2019年(平成31年)3月にリニューアルオープン。26種類、83本の植物53品種を集めており、マンゴーやパパイアなどの果樹。パイナップル、パパイヤ、スターフルーツなどの果樹が植栽されており、一年を通してトロピカルな雰囲気を味わうことができるという。身近な果樹であるバナナ、パイナップル、パパイアについては4~15品種を揃え、コレクション展示をしているそうだ。 

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 同園は、1967年(昭和42年)6月に開園。 東対岸にある青島亜熱帯性植物群落は北半球最北のヤシ科植物の群生地があり、設立当初はこれらのビロウの群落や亜熱帯植物の保護対策や学術研究の場とすることを目的としていたという。 開設から半年後の1965年10月、シンガポール植物園と姉妹植物園の締結を行い、半世紀以上に渡って技術者の派遣や植物の交換などを行っている。

 園内では青島に自生する植物だけでなく、シンガポール植物園やブラジル、アルゼンチンなどから譲り受けた様々な亜熱帯植物が植栽されている。開園から50年が経過し、2016年(平成28年)3月に施設を大幅にリニューアル。宮﨑交通が県から買い取ったのかと思ったが、命名権を採用して同年4月より愛称が「宮交ボタニックガーデン青島」となった。管理運営は、みやざき公園協会。

 「ロータリー花壇」。高さ4m、幅7mの華やかなブーゲンビリアのブーゲンマウンテンが大変好評で人気の写真スポット。

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●青島と青島神社

 10:30、植物園から青島海岸の沖に浮かぶ周囲1.5㎞ほどの青島へ、浜から弥生橋を渡る。島は、陸繋島になりつつあるそうだ。

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 青島は、全島が熱帯・亜熱帯植物の群生地として、国の特別天然記念物に指定されている。島では200種類以上の植物が確認され、そのうち熱帯性及び亜熱帯性の植物が27種あり、北半球最北のヤシ科植物の群生地と知られている。

 この島は、宮崎神話の「海幸彦・山幸彦伝説」の舞台となったと言われており、パワースポットの「青島神社」がある。

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 神話ので知られる「山彦」、つまりヒコホホデミノミコト(彦火火出見尊)を祭神とし、縁結びの社として広く知られていて全国から恋人たちや女性参拝者が多く訪れるという。縁結びだけでなく、安産・航海・交通安全の神として信仰されているそうだ。

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 亜熱帯植物群落の中をくぐって、島の中央付近の元宮に向かう。

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 元宮跡から、弥生式土器、獣骨等が出土し、古い時代から小祠があり、祭祀が行われたものと推定されるという。

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 青島周辺には、新しいグルメレストランがたくさんある。

 11:00~昼食。青島フィッシャーマンズ ビーチサイド ホステル&スパ(青島温泉郷)の海鮮料理「魚益」に入店。青島刺身御膳2,480円。

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 11月下旬とはいえ、この日の東京の最高気温21℃に対し、宮崎は夏日の25℃だった。

 14:25青島駅発、南宮崎駅乗換で15:02宮崎駅着。宿泊した宮﨑市内のホテルから、部屋にセーターの忘れ物があるとの連絡があり、取りに戻る。忘れていたのに気がつかなかった。ホテルの親切な対応に感謝。

 この後、宮崎市より北へ30Km、県の中央部で日向灘に面する児湯郡高鍋町(人口約2万人)に移動して宿泊。

 11月24日(金)、高鍋町から更に北西へ5Kmほどの児湯郡木城町へ移動。木城町は、日向灘には面していない山間部の町(人口約5千人)。
 
●木城えほんの郷
 木城町に「えほんの郷 」という珍しい施設があるというので、行ってみる。「木城えほんの郷 」は、豊かな森の中にある「絵本」をテーマにした21世紀を生きる子どもたちの感性を育む木城町の文化施設。1996年(平成8年)3月開設した。

 森の斜面に位置する24,000平方mの敷地には、日本や海外の絵本約16,000冊と絵本原画を蒐集・展示している美術館と図書館の要素をあわせもった「森のえほん館」。児童書の専門店と軽食・喫茶店がある「きこり館」。毎夏北欧など海外からの劇団公演などが行われる「森の芝居小屋」、秋の新月か満月の夜年に一度コンサートが行われる「水のステージ」と『森のステージ」、また宿泊施設の「森のコテージ」が、点在していて、コテージでは宿泊も可能。

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 森の受付棟に行く。来場者の入場受付、コテージ入室受付、各種の案内など行っているそうだ。

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 受付け棟の対面には、「森のきこり館」。中には、絵本と児童書の専門店の「森のほんやさん」と、軽食やコーヒーの「森のコーヒーやさん」がある。「ほんやさん」にはブックアドバイザーがいて、本についての相談に応じてくれるという。

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 受付で話を聞いて、どんな施設か概略わかった。ゆっくり見て回る時間も無いので、パンフレットをもらって帰る。


●日向新しき村

 「えほんの郷」の近くにある石河内展望台から、川原ダムと新納石城(にいろいしのじょう)の城趾にある「日向新しき村」を望む。

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 「日向新しき村」は、小丸川の蛇行部分、ダム湖(川原ダム)に突き出した突出した丘陵上で、戦国時代の新納石城の城跡でもある半島状の場所。新納石城または石城(いしのじょう)は、伊東四十八城の1つであり石城合戦の舞台となった

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 「新しき村」は、作家の武者小路実篤らにより創設された木城町にある村落共同体。実篤とその同志により、理想郷を目指して1918年(大正7年)開村された。ところが1938年(昭和13年)にダムの建設により農地が水没することになったため、1939年(昭和14年)に一部が埼玉県入間郡毛呂山町(一部は坂戸市)に移転し、残りは「日向新しき村」として存続しているという。現在は一般財団法人。

 近年、高齢化や農業収入の減少などもあって、村の運営が困難になってきているという。2013年時点の村内生活者数は13人。2018年時点では宮崎で3人、埼玉で8人が暮らしていたが、2021年春に70~80代の5人が離村し、2023年2月時点では3人へと減ったという。

   

 宮崎空港14:25発のソラシドエア60便、15:55羽田空港15:55着は、飛行機が20分ほど遅延して、14:45発、16:15頃着。羽田空港からのリムジンバスは首都高速などの渋滞で1時間も遅れて、自宅に帰り着いたのは、20:30頃だった。

 

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コメント

新年 あけまして おめでとうございます。

素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。

見せていただき、とてもsiawase気分です。

今年、より良き年になりますよう、お祈り申し上げます。

今年も ブログ交流 楽しみにしています。

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