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2023年12月22日 (金)

紅葉の奥久慈めぐり

 2023年11月20日(月)紅葉の奥久慈、茨城県大子(だいご)町をめぐる。

 大子町は久慈川上流の奥久慈地域の中心で、観光と農業が中心の町。奥久慈しゃも(軍鶏)、奥久慈りんごが名産。日本三大名瀑」の一つで国名勝の「袋田の滝」、信仰の地として親しまれている「月待の滝」のほか、奥久慈温泉郷や鮎釣りなどの観光でも知られる。町中心部には久慈川が流れ、平行してJR水郡線が走る。町北部には、茨城県の最高峰「八溝山」(標高1,022m)や「高笹山」(922m)。これらは、筑波山(877m)より高い。 町南部には、「男体山」(654m) や「生瀬富士」(406m)がある。

 5:00時起床。6:00過ぎに自宅を出る。

 集合場所で17名を乗せたマイクロバスは、6:50出発。関越道から北関東道を経て、常磐道の那珂インターで高速を降り、国道118号線を北上する。

 10:30、JR常陸大子駅(大子町大字大子)の駅前でバスを下車。徒歩で「もみじ寺」として有名な「永源寺」へ向かう。

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●「永源寺」(大子町大字大子)

 駅前から15分ほどで「永源寺」に到着。やはり紅葉狩りの観光客が多いが、紅葉はすでに終盤を迎えている。

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 それ色づきが悪く、枯れた葉が枝に付いているようで、きれいな赤でない。

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 「永源寺」の本堂。芸能の神である弁財天を祀り、大子七福神巡りの七番寺。

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 1446年(文安3年)に創建されたという曹洞宗の寺で、御本尊は釈迦如来。

 「永源寺」から大子駅方面を望む。

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 11:30「永源寺」を後にして、昼食のため大子駅前の温泉旅館「玉屋旅館」。11:45到着。

 ホームページには、源泉は「大子温泉」とあるが、現在工事中の為、お風呂はわかし湯らしい。

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 老舗の旅館で、元祖しゃも弁当の宿。しゃも料理が名物らしい。2階のノスタルジックな客室で、しゃも弁当(1,300円)をいただく。

 しゃも弁当 「玉屋旅館」ホームページから引用

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 ちょっとパサついた感じだが、自然環境で飼育したしゃもは低脂肪で歯ごたえもあって、おいしい。

 12:30「玉屋旅館」発、国道118号を更に北上、12:50「月待ちの滝」駐車場に到着。

 

●「月待の滝」(別名「裏見の滝」、大子町川山

 この辺りは、残念ながらほとんど紅葉していない。

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 駐車場から久慈川の支流大生瀬川に向かって下ると、高さ17m、幅12mの「月待ちの滝」が現れる。滝へと向かう道にはたくさんのモミジが植えられ、紅葉の季節の美しさは格別らしいが、今回は残念。

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 滝の右手にはカエデの木があるが、葉は緑のまま。

 「月待ちの滝」は、滝の裏に入ることができることから、別名「裏見の滝」または「くぐり滝」ともいわれる。

 普段は二筋の「夫婦滝」だが、水が増すと中段の受皿から子滝が現れて「親子滝」になるという。古くから二十三夜の月の出を待って婦女子が集い、安産、子育て、開運を祈る「二十三夜講」の場とされたところから「月待の滝」と呼ばれ、胎内観音が祀られているという。

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 「二十三夜講」とは、陰暦で二三日の夜。また、その夜の月待行事のこと。二十三夜の月は、真夜中になってのぼる下弦の月。講単位で宿などに集まり、念仏を唱えたり飲食したりしながら月の出を待ち、月を拝んで解散する。

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 13:25、「月待ちの滝」駐車場発。県道461号線を西に向かい、13:50「法龍寺」着。

●「法龍寺」大子町上金沢

 この寺は、真言宗大谷派。如信(にょしん)上人終焉の地。親鸞上人を祖父にもつ如信上人が、関東・奥州への布教に下った際、陸奥の国の上金沢(大子町)に招かれ、1300年(正安2年)年1月、この地で66歳の生涯を閉じた。その後、徳川光圀が領内を巡視した際に如信の墓を訪ね、堂を建立して「法龍寺」と名付けたとされる。

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 如信上人終焉の地として大子町史跡に指定されている。如信上人の墓所、如信上人お手植えとされる榧(カヤ)の大木と本願寺第三世の覚如(かくにょ)上人お手植えされたとされるイチョウの大木がそびえ、どちらも県内最大の大きさ。大子町天然記念物に指定されている。

 
また、本堂には水戸光圀由来の如信上人座像(大子町指定有形文化財)、聖徳太子立像(大子町指定有形文化財)が安置されているそうだ。

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 イチョウは、樹齢約700年、樹高32.5m、幹周り11.1m(目通り)。

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 黄色い絨毯のように、境内いっぱいに黄色い落葉が降り積もっているが、木には緑の葉がいっぱい。何か変だ。

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 14:30「法龍寺」発。県道461号線を東に戻り、更に国道118号を経て、県道324号線を東へ。15:00、みやげ屋・食事処の「滝本屋本店」前で下車。

 

●「袋田の滝」(大子町袋田)

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 「袋田の滝」入口で入場料300円を払い、「袋田の滝トンネル」(長さ276m)を通って第1観瀑台へ行く。

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 徒歩約5分ほどで第1観瀑台。滝の上から3段目が目の前にあるが、最上段は見えない。

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 「袋田の滝」は、久慈川支流の滝川上流に位置し、滝は4段で長さは合計120m、幅73m。冬は、滝が凍結する氷瀑(ひょうばく)現象が発生することがある。全面凍結はかつては毎年のように見られたそうだが、近年は2012年が最後で、氷瀑の脇を水が流れるという。

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 華厳滝那智滝とともに「日本三大名瀑」の一つに挙げられる場合もあり、「日本の滝百選」にも選定されている。

 トンネルの途中に新設されたエレベータで、第2観瀑台(2008年9月オープン)へ上がる。第2観瀑台は3つのデッキからなり、第3デッキは第1観瀑台よりも 約51m上にあるため、最上段を含めた滝の全景を観賞することができる。

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 ここから見る景色も紅葉が少なく、枯れ葉のような茶色のカエデが目立つ。

 この滝の別名「四度(よど)の滝」と名付けられたのは、滝川が4段に岩肌を落ちることから名づけられたとされる説と、この地を訪れた西行法師が「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したと伝えられているからという説がある。

 有料のトンネルや観瀑台を利用しないハイキングコースがあり、滝の一部や滝の縁を上流側から眺めることができるそうだ。なお、「袋田の滝」の200m上流には「生瀬(なませ)の滝」という滝があり、こちらも国の名勝に指定されている。

 15:55、「袋田の滝」を出発。国道118号線を南下。16:30~17:00道の駅「常陸大宮かわプラザ」(常陸大宮市岩崎)に寄って買い物。往路と逆順に辿り、19:45集合場所に到着。20:15自宅着。

 

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 「常磐道の周辺を巡る旅」 2018年11月23日投稿
   http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2018/11/post-474f.html

 

 ★ ★ ★

 今年11月初旬にも、東京では最高気温が25℃を越す「夏日」が何日があったが、11月中旬以降はだいぶ涼しくなってきた。この日11月20日の大子町の最高気温は、15℃。暑くもなく、天気に恵まれた旅行日和だった。しかし、今回はお目当ての紅葉はサッパリ。

 今年は、暑い夏が長くて「秋がなかった」と言われる。9月の気温は平年よりかなり高めだった。10月は平年並みの気温だったが、また11月から12月にかけては平年より高めだという。この秋は長引く残暑の影響で、紅葉の見頃が例年より遅くなっているとも聞く。

 また一方で、紅葉の名所では真っ赤の染まるモミジが、「今年は物足りない」「鮮やかさがない」「去年よりも赤さがない」という声が聞かれる。やはり、今年の猛暑が影響している。

 専門家の話では、モミジの木は葉から栄養分を吸収しているそうだ。しかし、猛暑によって木が弱ってしまったため、例年よりも多く葉っぱから栄養分を吸収。これで葉の色素が失われ、落葉も早くなっているのではないかと推察されるという。例年なら、葉の栄養分を半分残すところ、ほとんど栄養を吸収してしまった。それで紅葉という段階を経ないで、葉が急に枯れて落葉してしまっているとことらしい。

 「平均気温、過去最高」 12月23日付の朝日新聞朝刊によるとーー

 気象庁は22日、今年の平均気温について1898年の統計開始以来、過去最高になる見込みだと発表した。春から秋にかけて3季連続で観測史上最高を記録し続けている。過去30年間(1991~2020年)の平均気温を基準に、年ごとの平均気温を比較すると、今年1~11月の平均気温はプラス1.34℃で最大だったという。12月も平年超えの高温と予想。これまで最高だったのは2020年のプラス0.65度で、上昇幅が倍増したことになる 。

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