森林公園2021春の花
2021年4月14日(水)、春の花を求めて国営武蔵丘陵森林公園(埼玉県滑川町)に行く。
14日の天気予報は、関東の南岸を低気圧が東へ進み、南から暖かく湿った空気が、上空には寒気が流れ込むため、関東付近は大気の状態が非常に不安定になるとのこと。
この日は朝方小雨だったが、9時頃には止んでいた。11時頃にもパラパラ小雨もあって心配したが、11:40入園前には雨は止む。念のため折りたたみ傘を持って入園。
●中央口の花壇
中央口のチュリップやパンジーの花壇。
中央口の花壇のチュリップ。
●カエデ園
植物園に行く手前、新緑のカエデの林に赤いヤマツツジが引き立つ。
●植物園展示棟前の花壇
都市緑化植物園 の「植物園展示棟」前の花壇。
ユキモチソウはサトイモ科の多年草。花の中央に雪のように白い餅に見える丸い玉があることから雪餅草と呼ばれる。
クリスマスローズは、キンポウゲ科の多年草。
クリスマスローズは、クリスマスよりも暖かい春に見かける。ヨーロッパでは花の少ない12月、クリスマスの頃に白い花を咲かせるヘレボルス属原種の1つヘレボルス・ニゲルのことを「クリスマスローズ」と呼んでいる。クリスマスローズは、バラでなくキンポウゲ科で、「クリスマスに咲くバラのような花」に由来する。
日本で流通しているのは、ヘレボルス属のオリエンタリスなど春に花を咲かせる種類、またはヘレボルス属全体を指してクリスマスローズと呼んでいるそうだ。花に見える部分は、植物学上では「花弁」ではなく「がく(萼)片」という部分で、そのため鑑賞期間が比較的長い。
●ハーブガーデン
都市緑化植物園の「ハーブガーデン」に咲くチューリップ。
●ボーダー花壇
都市緑化植物園の「ボーダー花壇」の西洋シャクナゲ
各所で咲くチューリップは、もうすぐ見頃を終わる。
●こもれび花畑
公園・庭園樹園の「こもれびの花畑」の斜面に咲く4万本のルピナス。
まだ一部は、咲き始めというところ。全体が満開になるのは4月下旬頃か。
ルピナスは、マメ科ルピナス属の総称。ルピナスの名はオオカミ(狼)に由来し、どんな土地でも育つたくましさがが貪欲な狼にたとえたとされる。和名はハウチワマメ属(葉団扇豆属)。また、花の様子がフジ(藤)に似ており、花が下から咲き上がるため、ノボリフジ(昇藤)とも呼ばれる。
「こもれびの花畑」の10年以上前に植えたというクリスマスローズ。もうすぐ見頃を終わる。
●西口花畑
西口ひろばの「西口花畑」には、一面のネモフィラがちょうど満開。10万本の花が咲く。
別名は「瑠璃唐草」。秋に種をまき、小さな株の状態で冬を越し、春になると一斉に花開く。
ネモフィラは、ムラサキ科ネモフィラ属に分類される植物の総称。花は4月-5月に開花し、花径2cmくらいで、白に空色または青紫色で中心部に黒い点が5つある。白色花もある。
雲は多いが最高気温は21℃、上着は不要。ネモフィラ畑の西口ひろばから、中央口と南口の中間にある運動広場の「ポピー畑」(アイスランドポピーが70万本)に行く予定にしていたが、あちこち歩き疲れたので省略。
15:45頃、退園。
帰る途中の16時前頃、ザっと雨が降りだした。ポピー畑に行かずに良かった。
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「森林公園の春の花」 2017年4月26日投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2017/04/post-fd4d.html
「森林公園の新緑と花-その1」 2018年4月28日投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-417e.html
「森林公園の新緑と花-その2」2018年4月29日投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-56a7.html
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