葛西臨海公園と若洲臨海公園
2020年1月17日(金)、「葛西臨海公園」の水族園と東京ゲートブリッジを望む「若洲臨海公園」に行く。
10:30、最寄り駅前をバスは参加者14人を乗せて出発。11:45、「葛西臨海公園」第1駐車場に到着。ここに来たのは、7年ぶり。
12:20、公園内の「葛西臨海水族園」に入園。天気は晴れていて、歩くと少し汗ばむくらい。この日の東京の最高気温は、11℃。
次の写真の中央の円形部分が水族園の本館、下のの建物はチケット売り場。ウィキペディアコモンズから転載。
「空の広場」の「ガラスドーム」から入館。
「空の広場」からは、南の方角の東京湾を望む。左手にかすかに東京湾アクアラインを遠望。
東の方角、江戸川の河口を挟んで「東京デズニーリゾート」が見える。
●「大洋の航海者 イワシとサメ」のエリア
ガラスドームからエスカレータで2Fに下りると、サメとイワシの水槽
●「大洋の航海者 マグロとカツオ」のエリア
マグロとカツオの水槽。
●「世界の海」エリア
太平洋、インド洋、大西洋、カリブ海、深海、北極海・南極海に分けて展示。
ニューヨークからカリブ海、ブラジルまでの西部大西洋熱帯、温帯域に棲息するグレーエンジェルフィッシュ(ネズミヤッコ)。
シロガネアジ(アジ科、英名:ルックダウン)は平べったくて、光の加減で魚の肌は金属のように光る。
水槽の下でじっとして目玉だけを動かす魚。名前は分からない。
子供に人気のクマノミ。
紅海、西インド洋に生息するイエローバー エンゼルフィッシュ。
ペルシア湾を除くインド洋、太平洋、紅海に分布するクマカイ。一般的な全長は190cm。最大の全長270cm、最大体重は400Kgもあるそうだ。
●「ペンギンの生態」エリア
フンボルトペンギン、オウサマペンギン、イワトビペンギン、フェアリーペンギンの4種を屋外で飼育。
水の中を勢いよく泳ぐフンボルトペンギン。
人の指先に興味を示すペンギン。
ペンギンの行列。
水槽のアクリルガラスを清掃するダイバー。
子供たちが驚いて反応する。
●「東京の海」エリア
浮遊する水クラゲは、照明が幻想的な雰囲気を作る。
13:55~、セルフサービス方式のレストラン「シーウィンド」で遅い昼食。一番人気メニュー「鮪カツカレー」(880円)を注文。
14:20、水族園の外に出てメインストリートを海の方へ向かうと、展望レストハウス「クリスタルビュー」。陽が傾くにつれ曇り空。
展望広場から南側の海の方を望む。右手の塔は、「葛西臨海公園」と「葛西海浜公園」(西なぎさ)を結ぶ「葛西渚橋」。対岸は「若洲海浜公園」、「東京ゲートブリッジ」が見える。
15:25、「葛西臨海公園」の駐車場を出て、15:40「若洲臨海公園」の江東区公園駐車場へ到着。
「若洲臨海公園」から「東京ゲートブリッジ」を望む。
ブリッジを染める夕焼けや、ブリッジの向こうに沈む夕陽を見たかったが、雲が厚くて残念。この日の日の入りは、16:52頃。
暗くなった17時頃、ライトアップが始まるが、そろそろ帰る時刻。
17:05、「若洲臨海公園」を後にして、19:05、出発地に帰着。
本ブログの関連記事
「葛西臨海公園の夕陽」2012年12月12日投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-cd94.html
「葛西臨海公園」 2012年9月17日投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-cd94.html
★ ★ ★
●葛西臨海公園
「葛西臨海公園」は、江戸川区に所在する東京湾に面した都立公園。東京都建設局が所管する。園内には日本有数の水族館や大観覧車があるほか、鳥類園やバーベキューなどを楽しむことができ、行楽地として賑わっている。面積は約81万平米で、上野恩賜公園(53万平米)や新宿御苑(58万平米)より大きい。公園は、次のゾーンから成る。
「水族園ゾーン」は公園中央部東寄り、「葛西臨海水族園」がある。
「鳥類園ゾーン」は公園東部、広大な森の中に「上の池」(淡水)と「下の池」(汽水)があり、「ウォッチングセンター」のほか野鳥観察の施設が点在。
「芝生広場ゾーン」は公園西北部、宿泊施設「ホテルシーサイド江戸川」、「蓮池」、日本第二の大きさの大観覧車がある。大観覧車付近には「芝生広場」、その南側には「バーベキュー広場」がある。
「汐風の広場ゾーン」は公園南西部~南中部の海に面し、丘の上にはガラス張りの展望レストハウス「クリスタルビュー」があり、海を一望。
水路を隔てて隣接する人工島「葛西海浜公園」には人工干潟「西なぎさ」があり、「葛西渚橋」で渡ることができる。 初夏は潮干狩り、夏には水遊び、元旦は早朝に開放され初日の出参拝客でも賑わう。「東なぎさ」は、鳥類保護のため立ち入り禁止。
●葛西臨海水族園
「葛西臨海水族園」は、1989年(平成元年)に開園。ペンギンがいるが、イルカもアシカのショーもない。ドーナツ型の大水槽で悠々と泳ぐ大量のマグロが有名。マグロを群泳させているのは、日本でも世界中でも、この水族園しかないそうだ。
2014年11月以降に原因不明のマグロの大量死があり、ニュースとなった。約160匹いた魚たちは2015年3月には1匹になってしまった。ウィルス感染、照明設備、水槽の清掃・浄化、水槽壁への衝突等の調査が行われたが原因究明には至らず。水族園では専門家との協議の結果、マグロ遊泳復活に向けて効果があると思われる複数の対策をとり、まず2015年3月にアカシュモクザメ、4月にタカサゴ、5月にハガツオ21匹とスマ29匹と、段階的に種類の近い魚を入れて水槽内の環境を確認した。
そして2015年6月に全長80~90cm、体重10~13Kgのクロマグロ約80匹を水槽に投入。現在、2014年以前に近い態勢に戻っているが、以前のような大量死の傾向は見られない。2016年4月に「葛西臨海水族園」は最終的な調査結果を発表、大量死は単一の要因によるものではなく、直接的・間接的な複数の要因が重層的・複合的に作用したという見解を示した。
「大洋の航海者 マグロとカツオ」エリアは、ドーナツ型の2,200トン水槽。1階、2階がつながった巨大水槽だが、イワシとサメとは別の水槽。クロマグロ、スママグロ、ハガツオ、オキザヨリ、シノノメサカタザメ、イタチザメを展示。「アクアシアター」と名づけられた空間には、ゆったり見られるよう座席が設けられている。
残念ながら、この水族園の目玉のマグロ水槽を撮るのを失念した。よって以下の写真を掲載する。
マグロのアクアシアター。ウィキペディアコモンズ(2007/11/24)より転載。
本ブログ記事「葛西臨海公園の夕陽」 2012年12月12日投稿(2012年12月8日撮影)より転載。
●若洲海浜公園
「若洲臨海公園」は、東京都港湾局所管の海上公園。江東区若洲三丁目にある。ゴルフ場、ゴルフ練習場、海釣り場、キャンプ場、サイクリングロード、貸し自転車、ヨット訓練場などのレジャー施設がある。
2006年(平成18年)4月より、公園一部のキャンプ場、貸し自転車、多目的広場などの部分が港湾局から江東区に移管され、江東区立「若洲公園」となった。
「葛西臨海公園」と「若洲臨海公園」のいずれも、東京湾岸におけるゴミの埋立地である。
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