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2019年6月26日 (水)

秩父・熊谷のアジサイ名所

 2019年6月24日(月)、埼玉県秩父地域と熊谷市内のアジサイ名所をめぐる。

 
 昨夜から続く雨の中、アジサイめぐりを決行したのは7人、車2台に分乗。今日は終日、雨の予報。

 7:50関越道の花園ICを降り、西へ。秩父郡皆野町へと向かう。

 

●美の山公園 8:40~9:45 

 皆野町と秩父市にまたがる蓑山(みのやま、標高586m)の山頂一帯にある「美の山公園」。山頂付近には、駐車場、エントランス広場、イベント広場、展望台(3ヶ所)、インフォメーションセンター、売店、トイレなどの設備がある。

 土砂降りの雨の中、「美の山公園」の山頂付近の広場。

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 「美の山公園」の東斜面に広がるアジサイ園地。園全体の開花は、まだ3~4割程度か。

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 遠景は霧でよく見えない。

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 インフォメーションセンターの内部。秩父の写真を展示中。

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  「美の山公園」は、秩父盆地や奥秩父、外秩父の山々、赤城や日光連山が一望でき、8,000本のサクラのほか、3,500株のヤマツツジ、4,500株のアジサイ、紅葉、雲海や夜景が見どころ。ハイキングコースもある。

  蓑山に10年の歳月をかけて桜を植栽、1979年(昭和54年)に開園した広さ41haの県立の自然公園。環境省より国民休養地に指定された総合野外レクリエーション施設。

 

 県道44号線(秩父児玉線)を北上、「萩神社」と廃校になった「金沢小学校」(現在「デイサービスももとせ学校」)の前を通り過ぎ、信号あるT字路の突き当りは、赤い屋根の小さいお堂。道路標識は、道なりが県道44号(その先のY字路を右折すると国道140号線)、左折は行き先の表示がない。左折して西へ山道を進み、株式会社「上武」の採石場前を通過。やがて道は狭くなりT字路の標識は、右折「上武基幹林道 神泉村 吉田町」、直進「浦山地区 行止り」とある。直進して、浦山に向かう。



●皆野町金沢地区浦山 10:20~11:20 

 皆野町の金沢地区浦山の「カタクリの里」には、約4,000株の色とりどりのアジサイが植栽されており、梅雨時期には「美の山公園」と並んで、人気のアジサイスポット。「美の山公園」のアジサイに比べ、開花はやや遅いそうだ。

 金沢浦山の杉林の中、アジサイ園の入口。車2~3台を駐められる駐車場とトイレの建物。

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 雑木林の霧の中に咲くアジサイが幻想的。細い山道を登りながら鑑賞。

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 白と青のアジサイがほとんどで、彩りが少ないのが残念。

 「美の山公園」と皆野町金沢浦山のアジサイは、土砂降りの中でカッパを着て傘を差しても、濡れながらの鑑賞だった。

 


●そば処「別品屋本店」 11:40~12:20 

 秩父郡長瀞町野上、国道140号線の射撃場入口交差点付近の「別品屋(べっぴんや)本店」で昼食。

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 温かい、天ぷらそば850円を注文。

 天気予報に反して、昼ころから空は少し明るくなり小雨。国道140号線を西に進み、熊谷市街から国道407号線を北上、熊谷市妻沼に向かうころには、雨は止む。

 あじさい寺の「能護寺」に行く前に妻沼名物の「妻沼のいなり寿司」を買うため、「妻沼聖天山」に先に行く。

 

●妻沼聖天山(歓喜院)  13:15~13:55

 「歓喜院(かんぎいん)」は、熊谷市妻沼(めぬま)にある高野山真言宗の寺院。一般には「妻沼聖天山(しょうてんざん)」、地元では「聖天さま」と呼ばれる。日本三大聖天の一つで、特に縁結びの御利益で知られる。夫婦の縁をはじめ、家内安全・商売繁盛・厄除け開運・交通安全・学業進学などのあらゆる良縁を結んでいただけるという。

 雨が上がった「妻沼聖天山。3つある門のひとつ「仁王門」。

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 社伝によると、長井庄(熊谷市妻沼)を本拠とした武将・斎藤実盛(さねもり)が、1179年(治承3年)に守り本尊の大聖歓喜天(聖天)を祀る聖天宮を当地に建立し、長井庄の総鎮守としたのが始まりとされている。

 その後、1670年(寛文10年)の妻沼の大火で焼失。現存する聖天堂(本殿)は、1735年( 享保20年)から1760年(宝暦10年)にかけて、棟梁・林兵庫正清・正信の親子らによって建立された。彫刻技術の高さに加え、漆の高度な技術が駆使された近世装飾建築の頂点をなす建物であること、またこのような建物が権力者でなく民衆の力によっての建設されたことが、文化史上高い価値を有すると評価され、2012年(平成24年)に聖天堂(本殿)は国宝に指定された。

 妻沼聖天山 の拝殿。

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 彩色豊かな彫刻で装飾された本殿は、透塀(玉垣)内にあり、拝観入場券が700円 。時間の都合で入場せず。(文末の関連ブログ記事を参照)

 門前にある「妻沼のいなり寿司」の店「聖天寿司」は、この日は定休日。

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 二百数十年前、妻沼郷が聖天山の門前町や利根川の宿場町として栄えた頃から、「妻沼のいなり寿司」が妻沼の名物だったという。油揚げを煮込むタレも独特で、コクのある風味と細長く大きな形のいなり寿司、そしてのり巻がセット。庶民の味、ふるさとの味として親しまれ、今もその人気は根強く、遠方からもこの寿司を目当てに、足を運ぶ人も多いという。

 写真は、「聖天寿司」(妻沼いなり寿司)。ウィキペディアコモンズより転載。

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 「聖天寿司」の店のほか、「妻沼のいなり寿司」は「聖天山」周辺の「小林寿司」と「森川寿司」の2軒の店で売られているそうだ。行って見ると、月曜日は定休日。近くの407号線沿いの「道の駅めぬま」でも売られていると聞き、そちらに行って見ることに。

 

●道の駅めぬま 14:00~14:15

 「道の駅めぬま」にも「妻沼のいなり寿司」が売られてていて、名前は「吟ぎん寿司」。 妻沼出身の日本で初の女医・荻野吟子にちなんだ商品名で、「道の駅めぬま」の地域振興施設「めぬぱる」の管理・運営会社「有限会社メロード」が製造元。

 なお、丸い建物の地域振興施設「めぬぱる」の1階部分は、地元にかかわる品物の売店。2階はレストランと、女医第1号の荻野吟子をはじめとする日本の女性第1号のパネル展示がある。

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 残念ながら、「吟ぎん寿司」も売り切れ。店員に聞くと、この日は「聖天山」周辺の店が休みで、参拝客がこの道の駅に多く買い求めて来たそうだ。

 ちなみに、道の駅の中の「めぬまアグリパーク」では、約400種2000株のバラが植えられている(入場無料)。例年5月中旬~6月上旬、秋バラは10月中旬~11月下旬が見ごろ。すでにこの時期、咲いているバラはわずか。

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 「めぬまアグリパーク」のバラ園に建つ荻野吟子の像。

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 施設の名前がいろいろあって、分かりにくい。整理すると「道の駅めぬま」は、駐車場と「めぬまアグリパーク」と「めぬま物産センター」を合わせた施設全体を指すようだ。「めぬまアグリパーク」は、丸い2階建ての地域振興施設「めぬぱる」とバラ園。「めぬま物産センター」は、直売所と食堂から成るようだ。
 
 

●能護寺 14:30~15:00 

 熊谷市永井太田のあじさい寺「能護寺」は、国道407号線を挟んで、「妻沼聖天山」の西に直線3キロほどの距離にある。

 高野山真言宗の寺院で、743年(天平15年)行基上人が開山し、後に弘法大師(空海)が再建したと伝えられる。近年、妻沼の「あじさい寺」として親しまれ、毎年6月上旬~下旬頃は、境内に50種類800株をこえる色とりどりのアジサイが咲き誇る。

 山門で拝観料300円を払って、入山。

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 鐘楼の鐘は、1701年(元禄14年)に鋳造、市の文化財に指定。建物は1902年(明治35年)に再建された。

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 現在の本堂は1814年(文化11年)に再建。本堂内部は見てないが、奥(内陣)に本尊の大日如来、手前(外陣)に阿弥陀如来を安置。堂内の格天井に16羅漢図、格天井や板戸に花鳥獣が色鮮やかに描かれているそうだ。

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 虚空蔵堂(下の写真)には、丑・寅生まれの守り本尊で、智恵と福徳を授ける虚空蔵菩薩が安置されているという。

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 「能護寺」のアジサイ鑑賞の頃には、曇り空だがすっかり明るくなって、熊谷地方の最高気温は22℃だった。

 15:00、現地で散会。

 

 女医第1号の荻野吟子と「妻沼聖天山」について、関連ブログ記事は以下の通り。

  「池袋周辺の史跡めぐり-その1」 2012年1月29日投稿
    http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2012/01/post-e97a.html

  「妻沼聖天山」 2012年12月13日投稿
    http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2012/12/post-8470.html

  「利根川サイクリングロード」 2013年12月14日投稿
    http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2013/12/2013-47a1.html

 

 

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