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2019年5月 2日 (木)

奥多摩・三頭山

 4月20日(土)、奥多摩三山の一つ「三頭山」(みとうさん)に登る。
 

 三頭山は、東京都(奥多摩町、檜原(ひのはら)村)、山梨県(上野原市、小菅村)との県境にあり、標高1,531mの山。日本三百名山。「奥多摩三山」の最高峰で、多摩川最大の支流・秋川の源流の山でもある。

 
 3つの頂上があるので「三頭山」と言う。西峰(1,527m)・中央峰(1,531m)・東峰(1,528m)があり、三角点は東峰に置かれている

 三頭山周辺は「檜原都民の森」として整備され、登山道が造られている。山頂周辺には都内で唯一、ブナ林の原生林が残っている。
 

 レンタカーに7人同乗、8:10 レンタカー店を出発

 圏央道あきる野ICから檜原街道を通って、10:00 「檜原(ひのはら)都民の森」駐車場着。ここは標高1000m。 

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 10:15、出発。森林館に向かう舗装された急坂と階段を登る。

 右側の野草花壇に、カタクリ(片栗)。ユリ科に属する多年草。

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 かつてはこの球根から抽出したデンプンを片栗粉として利用した。精製量がごくわずかであるため、近年は片栗粉にはジャガイモやサツマイモから抽出したデンプン粉が用いられている。全国各地にカタクリの群生地があり、近年観光名所となっていことが多い。

 ヤマシャクヤク(山芍薬)の花は未だ。ボタン科の多年草。

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 花は、茎の先端に直径4~5 cmの花を1個つけ、上向きで咲く。落葉広葉樹林の下などの山地帯に生え、シャクヤクに似ていて山野草として栽培される。なおシャクヤクはボタンに似た花が咲くが、シャクヤクは草本でボタンは樹木。

 10:20「森林館」(標高1043m)に着き、登山開始。

 なだらかな巻道「大滝の路」を進む。ウッドチップを敷き詰めた道は、エコで歩きやすく楽だ。 

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 10:40、「けやきの路」、「かおりの路」への分岐の東屋(あずまや、標高1080m)を通過。

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 10:45、落差33mの「三頭大滝(みとうおおたき)」(標高1115m)を 吊り橋の「滝見橋」から望む。

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 三頭山を源流とする南秋川は檜原役場付近で北秋川と合流、秋川となってここから30数Km離れた昭島市で更に多摩川と合流、東京湾に注ぐ。

 この先は、「ブナの路」。よく整備された石段の登山道。この石段も登り易く出来ている。

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 沢を渡る。

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 釣鐘状の紫の花がうつむきかげんに咲くハシリドコロ(走野老)は、ナス科の多年草、有毒植物。中毒すると走り回って苦しむのでつけられたという恐ろしい名前。キンポウゲ科のハンショウツル(半鐘蔓)に似ているが、それはつる性の低木。

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 キクに似た花のキクザキイチゲ(菊咲一華)は、キンポウゲ科の多年草。落葉広葉樹林の林床などに生育する。

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 ブナ林の登山道をひたすら登る。

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 初めて見たヨゴレネコノメソウ(汚れ猫の眼草、ユキノシタ科)。黄色の部分は花ではなく葉で、中央の小さい粒々に見えるところが花だそうだ。

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 後で資料を見ると、この写真ではわからないが花が果実となり上部が開いて種子を見せている様子が、昼間の細めた猫の目に見えることから、「猫の目草」と名づけられたという。ヨゴレ(汚れ)とは、かわいい花にちょっとかわいそうな名前。葉の表面にある白い斑点が、汚れのように見えるからだそうだ。

 12:15 、ムシカリ峠(1430m)に到着、休憩。左手(南)の方向は避難小屋から大沢山(1482m)へ、右手(北)の三頭山へ向かう。

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 この先は、尾根道。道の左手は山梨県、右手は東京都。

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 面白い樹形のブナの幹。どうしてこんな形になったのか。他にもいろいろな形のブナがあった。

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 12:40、三頭山の西峰(1524.5m)に到着。広場になっていて、ここで13:15まで昼食・休憩。

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 西峰から富士山の頭が見える。

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 13:20、三頭山で最も高い中央峰(1531m)。

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 13:25、三頭山の東峰(1527.5m)。三角点はここにある。

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 すぐその先に展望台。

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 展望台から東北から東の方角の見晴らし。左手ピークが奥多摩三山の一つ「御前山」(1405m)、中央のピークが同じく「大岳山」(1265.5m)。右手に「馬頭刈山」(まずかりやま,884m)。

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 下りは、「ブナの路」の周回ルートへ。

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 14:00、見晴し小屋(1397m)。 ここからの見晴らしは、三頭山東峰の展望台と同じだった。

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 杉林のジグザクの下り坂。

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 14:45、鞘口(さいくち)峠、1142m。直進が御前山、左手が奥多摩湖方面への分岐。右手の都民の森の方に進む。

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 14:55、都民の森の「木材工芸センター」に到着。

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 工芸センターの木工教室などを見学。森林館を経て、15:10都民の森駐車場着。

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 15:25、都民の森駐車場を出発。檜原街道をもどる。

 15:35~16:30、桧原温泉センター「数馬の湯」(檜原村数馬)で汗を流す。料金は、JAF割引で720円。
 
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 18:10、出発地点に到着。

 

 ★ ★ ★

 東京都の「檜原都民の森」は、檜原村にある東京都檜原都民の森管理事務所が管理をしている施設。東京都の西端にある三頭山の山腹、奥多摩周遊道路沿いに位置する。他県では「県民の森」と呼ばれるが、自然を生かし自然に親しむために、1990年に設立された。数多くの植物や野生生物が生息する。

 都内で唯一のブナの原生林が残り、水源林として水源の森百選に指定。標高1000m~1500mの高地にあり、200ヘクタールの敷地に「出会いの森」、「生活の森」、「冒険の森」、「野鳥の森」、「ブナの森」の5つのゾーンに別れ、5つのハイキングコース・散策路が整備され、避難所、休憩所や東屋、炭焼き小屋、野鳥観察小屋などが設置されている。
 
 中心となる「森林館」、「木材工芸センター」は、展示や体験・研修の施設。「森林館」から三頭大滝までの「大滝の路」は、都民の森の中でも一番勾配が少なく、ウッドチップが敷き詰められて歩きやすく、「森林セラピーロード」に認定されている。

 都道206号線の一部、奥多摩湖に架かるに三頭橋(多摩町川野)から南下して都民の森に接して南秋川に架かる九頭竜橋(檜原村数馬)
までは、「奥多摩周遊道路」と呼ばれていて、昔は有料道路だった。また、あきる野市五日市から都道33号線、206号線を通って檜原村数馬までの道路は、都が定めた通称「檜原街道」と呼ぶ。   

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