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2019年4月 9日 (火)

映画「ダンボ」

 2019年4月5日(金)、ディズニー映画「ダンボ」<2D吹き替え版>を観る。


 笑いものにされた“大きすぎる耳”が、翼になって子象「ダンボ」が空を飛ぶ。1941年製作のディズニー・アニメの古典的な名作映画『ダンボ』をティム・バートン監督のメガホンをとって実写とCGで映画化。母を助けるため大空を舞うダンボのファンタジー・アドベンチャー。そして、ダンボを取り巻く人間物語。2019年3月29日(金)より全国公開。上映時間112分。

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 舞台は、1919年のおんぼろサーカス団。団長のメディチ(ダニー・デヴィート、吹き替え: 浦山迅)が買った象の「ジャンボ」に、かわいい赤ちゃん象が誕生した。“大きすぎる耳”をもった子象は「ダンボ」と呼ばれ、ショーに出演すると観客から笑いものに。

 サーカス団の乗馬ショーで元看板スターだったホルト(コリン・ファレル、西島秀俊)は、第1次世界大戦で片腕を失って帰還し、ダンボの世話係を任された。ある日、コリンの子供ミリーとジョーが、悲しむダンボを元気づけるため遊んでいると、ダンボがその“大きな耳”で飛べることを発見する。
 
 “空を飛ぶ子象”の噂は瞬く間に広がる。ダンボを利用し金儲けをたくらむ大物興行師・ヴァンデバー(マイケル・キートン、井上和彦)は、メディチのさびれたサーカス団を彼の遊園地「ドリームランド」に吸収。そしてダンボは母親のジャンボと引き離されてしまう。母を想うダンボに心を動かされたホルトの家族とサーカス団の仲間たちは、ダンボの母を救い出す作戦をはじめる・・・。

 映画「ダンボ」のパンフの表紙

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 最初は耳(翼)をバタバタさせて飛び上がるが、そのうちに不器用ながらもなんとか飛翔する。しかし着地が難しい。次第に羽ばたいたり滑空したり、減速して着地したり出来るようになる。子象ながら、まるで雛鳥の巣立ちのようだ。

 サーカス団の空中ブランコの曲芸師・コレット(エヴァ・グリーン、沢城みゆき)がダンボに乗る。このスクリーンでダンボが飛ぶ躍動感は、まるで自分が目前で体感しているようだ。オリジナルのアニメのダンボの飛翔シーンを、今回は現代のVFX(視覚効果)を使ってメインの見せ場にしているという。それはダンボのコンプレックスから解放される自由と喜びを表現している。

 ニューヨークにあるという未来をテーマにした大規模な遊園地「ドリームランド」は、1930年代の建築をイメージして、実際にスケール感あふれるセットが作られたそうだ。どこか現代のテーマパーク「ディズニーランド」を想像してしまったが、実際はニューヨークのコニ―アイランドにある遊園地がモデルらしい。当時コニ―アイランドは、現在のラスベガスのような場所だったという。映画では、メディッチのサーカス団は家族的で温かく、ドリームランドは未来的だが冷たいというイメージで対比させてあるらしい。

 オリジナル映画では、ダンボはサーカスの花形スターとなって、母親と再会するという設定。しかし今回の映画の最後は、驚くような意外で壮大なラストシーン。こんな結末が待っていたとは・・・。

 挿入歌「ベイビー・マイン」(Baby Mine、私の赤ちゃん)は、オリジナルにもあるバラードの曲。日本版エンドソング「ベビーマイン」を歌うのは、聞いたことのある声だと思ったら、竹内まりやだった。

 映画のエンディングロールには、キャストのほか製作側のVFXスタッフの名前が延々と続く。いったい何人のスタッフが働いていたのだろうか。こういった映画の製作には、多くのVFXアーティストの人材が欠かせないようだ。
 

 オリジナルの『ダンボ』(原題:Dumbo)は、ウォルトディズニー製作のアニメーション映画作品(上映時間64分)。アメリカでは、欧州で第二次大戦が始まっていた1941(昭和16年)年10月に公開された。日本では『空飛ぶゾウ ダンボ』という題名で、戦後の1954年(昭和29年)3月に公開されている。

 1941年のアニメ映画(オリジナル予告編動画より)出典:ウィキメディア・コモンズ 

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 ★ ★ ★

 2018年のミュージカル・ファンタジー映画『メリー・ポピンズ リターンズ』(原題:Mary Poppins Returns、主演エミリー・ブラント)は、1964年のディズニー映画『メリー・ポピンズ』(主演:ジュリー・アンドリュース)の続編。日本では2019年2月1日に公開された。見たいと思っていたが、見逃してしまった。気がついた時は、次の映画「ジャンボ」が公開されていた。
 

 最近の映画はCGやVFXが多用され、現実ではあり得ないがリアリティのある映像を作り出すことができるようになった。

 SFX、CG、VFXについて述べる。

ーSFXは、特殊効果(Special Effects)を意味し、特殊撮影(特撮)とも呼ばれる。古くは〝活動写真”の時代から"トリック撮影”とも呼ばれた。フィルム、ビデオ映像に対して特殊な視覚効果を施す。

 SFXは、美術や舞台の"装置”によるものと、撮影技術や光学処理による"技術”に分けられる。具体的な"装置”は、ミニチュア・着ぐるみ・スーツアクター・特殊メイク・火薬・ワイヤーアクションなどが、具体的な"技術”には以下のようなものがある。

 ・バレットタイム(タイムスライス)撮影は、被写体の周りに複数台のカメラを並べて撮影する技法。
 ・ブルーバック撮影は、合成に用いる映像素材を撮影する際に、青い布などの背景を用いる技術。
 ・スクリーンプロセスは、半透明のスクリーンに裏側から映写し、これを背景としてスクリーンの前の演技を撮影する。

 1980年代以降は、CGなどで映像を後から加工する技術が生まれ、それらはSFXに対してVFXと呼ばれている。

-CGとはコンピュータグラフィックス(Computer Grphics)のことで、コンピュータ(デジタル)によって制作された映像のこと。アニメ映画やゲームなどに用いられる3D-CGアニメーションのことを特にCGと呼ぶことが多い。

-VFXは、視覚効果(Visual Effects)という意味。CG(コンピュータグラフィックス)または合成処理によって、違和感のないように実写映像を加工すること。撮影現場での効果を特殊効果(SFX)と呼ぶのに対し、撮影後の作業段階に付け加えられる効果をVFXと呼ぶ。

 映画業界ではSFXとVFXは別々のものとしてはっきりと区別するが、一般には混同されることが多いそうだ。

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