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2019年3月15日 (金)

森林公園の早春ウォーク

 2019年3月13日(水)、「国営武蔵丘陵森林公園」(埼玉県滑川町)の早春の花を探してウォーキング。

 

 この日の天気は、晴れ。最高気温は17℃で、4月上旬から下旬の暖かさ。天気予報では、強い風と花粉に注意とのこと。

 東武東上線森林公園駅の北口前に集合。お昼の弁当が配られ、9時ウォーキングスタート。駅北口前から、まずは「武蔵丘陵森林公園」の南口を結ぶおよそ3キロの遊歩道を歩く。

 9時55分に公園南口から入園、公園の梅林(花木園)までは約1キロ。梅林に向かう途中、菜の花と寒桜が咲いている。

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 10時10分頃、梅林に到着。ここは約120品種500本の梅林。梅林全体としての最盛期は2月下旬ごろだそうだが、品種が多いため、一斉には咲きそろわない。早咲きの紅梅は1月から、遅咲き品種は3月半ばまで開花するそうだ。

 梅は、バラ科サクラ属の落葉小高木。中国原産で、日本へは奈良時代に渡来した。

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 「御所紅(ごしょべに)」は、梅の栽培品種の1つ。京都御所より伝わったとされる。樹高は3~6m。葉は楕円形で、互い違いに生える。紅色をした八重咲きの中輪(花径20~25mm)。

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 「紅千鳥(べにちどり)」は、花びらが衰え、やや見頃を過ぎていた。飛び出た旗弁(雄しべが花びらのように変化したもの)を千鳥に見立てた栽培品種。樹高は3~6m。葉は楕円形で、互い違いに生える。明るい紅色をした一重咲きの中輪(20~25mm)。

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 白、ピンク、紅色の梅林の中、「サンシュユ(山茱萸)」の黄色い花がアクセント。

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 サンシュユは、ミズキ目ミズキ科の落葉小高木。江戸時代に朝鮮経由で種子が日本に持ち込まれ、薬用植物として栽培されるようになったという。

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 足元には、黄色の「水仙」や「福寿草」の花も色を添える。

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 梅林の「クロッカス」。アヤメ科の球根植物。原産地はヨーロッパ南部や地中海沿岸から小アジア。黄色・白・薄紫・紅紫色・白に藤色の絞りなどがある。

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 梅林の斜面を散策しながら様々な品種の梅の花を観賞し、平日で静かな「運動広場」に10時50分頃移動。木製のテーブルを囲んで、早めの昼食。11時25分頃、この場で解散。

 

 この後は、「アイスランドポピー」(写真なし)がチラホラ咲き始めた運動広場のポピー畑を散策。更に、公園中央口の先、遠く植物園のあたりまで足を延ばす。 

 植物園展示棟前の「クリスマスローズ」。花に見える部分は、萼(がく)片という部分。花びらのように散ることが無いため、鑑賞期間が比較的長い。

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 ヘレボルスは、キンポウゲ科クリスマスローズ属に分類される植物の総称。「クリスマスローズ」という呼称は、クリスマス時期にバラに似た花を咲かせるヘレボルス・ニゲルという品種だけに付けられた名前だそうだ。日本の園芸市場では、ヘレボルスの他の品種も「クリスマスローズ」の名前で呼ばれているという。多くの品種は、クリスマスのころではなく、春に開花する。花色、花形のバリエーションが多い。

 植物園展示棟では、150品種の色とりどりのツバキの写真を展示。(写真をクリックすると、拡大表示)

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 植物園花木園の「アカシア」。マメ科ネムノキ亜科。熱帯から温帯にかけて、特にオーストラリア大陸、アフリカ大陸に多数の種が分布するという。

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 日本においては、明治時代に輸入された「ニセアカシア」を当時「アカシア」と称していたことから、現在でも混同されるそうだ。

 公園・庭園樹園のチューリップの一部が開花。見頃は、3月末頃からか。花畑の半分は、ピンク色の「クリスマスパール」。

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 公園・庭園樹園の「クリスマスローズ」。

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 渓流広場の「クロッカス」。

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 野草コース入口を経て、展望広場下の椿園(花木園)に行く。

 椿園にはm11月から4月に開花する1000本、400品種以上のツバキが植えられている。江戸で生まれた「古典江戸椿」も100品種以上あるという。

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 といっても、桜や梅よりも品種による開花時期に幅があるため、この時期に咲いている花はわずか。

 気品のある華やかな椿の「唐錦(からにしき)」は、品種としての歴史が古く、江戸椿の銘花とされている。淡桃地に紅色の小絞りや吹掛け絞りの八重大輪花。

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 この日は心配した強い風もなく、少し汗ばむくらいの暖かな日差しの中で、早春を感じながらのウォーキング、およそ13Kmを歩いた。

 

 公園南口からはさすがに足が疲れていて、14:30発の森林公園駅行きの路線バスに乗って帰る。

 帰宅すると、久しぶりの筋肉痛。おまけに花粉に終日さらされていたためか、症状が悪化してしまった。

 

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  「森林公園の早春の花」 2017年3月15日投稿
   http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2017/03/post-0609.html

 

 ★★★

 3月14日(木) 午後7時30分から、NHK番組『ネーミングバラエティー 日本人のおなまえっ!』で、「桜と花見のおなまえ」というテーマを放映していた。

 日本の「花見」は、奈良時代に中国から伝来したばかりの梅が、貴族の行事として鑑賞され始めたのが起源。しかし平安時代には、それが桜に代わってきた。『万葉集』には梅を詠んだ歌が110首、桜を詠んだ歌が43首だった。それが150年後の『古今和歌集』になると、梅が18首に対し桜が70首と大逆転した。
 
 そして「花見」は、桜を鑑賞することを言う、梅を鑑賞する言葉には「観梅」というのがある。一般的に、「桜」はサクラの花を指し、実は「サクランボ」。「梅」はウメの実を指し、花は「梅の花」と言うのは面白い。「花」が桜の代名詞として使われ、女性の美しさが桜に例えられるようになるのもこの頃からだそうだ。

  しかし古風な「ウメ」や「梅子」という女性の名前はよく聞くが、「サクラ」という名前はあまり聞いたことはない。桜が短命であることや、散る桜、武士道、大和魂のイメージから、あまり女性の名前に使われなかったようだ。

 最近になって、「さくら」にちなんだ女性の名前が急激に多くなったという。2000年(平成12年)4月発売の桜を歌った福山雅治の『桜坂』がヒットしてから、森山直太朗、コブクロ、いきものがかり・・・等々の「さくらソング」が流行。桜のイメージが変わって来たお陰というNHKの説明は、とても納得した。

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