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2018年9月 8日 (土)

乗鞍高原から畳平

 2018年9月1日~3日、2泊3日の乗鞍岳山行の1日目。
 

 9月1日(土)は、信州・乗鞍高原を散策した後、乗鞍畳平(標高2702m)へ行く。

 乗鞍高原(のりくらこうげん、長野県松本市)は、乗鞍岳の東麓に広がる標高1100m~1800mの高原。夏は避暑、夏~秋は登山、冬はスキーのほか温泉を目的とする観光客が多い。一部は、中部山岳国立公園となっている。標高1600m付近には、「休暇村乗鞍高原」がある。 乗鞍岳は、剣ヶ峰(標高3,026m)を主峰とする山々の総称。長野県松本市と岐阜県高山市にまたがり、北アルプス(飛騨山脈)南部に位置する。
 

 秋雨前線が西日本から東日本にかけて停滞しており、関東甲信越では雨や雷雨、所により激しい雨との予報。台風21号も列島に接近している。 

 自宅を6:25に出発、朝からあいにくの雨。関越道を自家用車で走り、いつの間にか雨は止むが、上信越道の横川SAでは霧が立ち込める。長野道の梓川(あずさがわ)SAで車を降りると、肌寒い。松本ICで高速を降り、梓川に沿って国道158号線を西進。

 県道84号線(県道乗鞍岳線)から乗鞍高原の「乗鞍高原観光センター」駐車場に10:25到着。気温は、21℃。

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 所々に青空も見えるが、乗鞍高原から仰ぐ乗鞍岳方面には霧がかかる。

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 「乗鞍高原観光センター」を車で10:50に出て、5分ほどで「善五郎滝」の入口に着く。 

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 ここから、シラカバやミズナラの明るい林の中を進む。

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 滝の轟音が聞こえ、やがて水量の豊富な「善五郎滝」が姿を現す。横殴りの水しぶきを浴びながら撮影。

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 イワナに引き込まれて滝壺に落ちた釣り師「善五郎」から名付けられたといわれている。落差21.5m、幅8m、滝幅いっぱいに水が落ちる端正な滝。「三本滝」、「番所大滝」とともに「乗鞍三滝」と呼ばれる。

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 「乗鞍高原観光センター」に戻り、11:35~12:00食事処「オアシス」で昼食。豚丼900円。

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 シャトルバスの出発までまだ時間があるので、「一瀬園地」に車で行く。

 「ネイチャープラザ一瀬」付近の駐車場に車を駐め、12:25~12:45遊歩道を散策。

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 牛のいなくなった草原。

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 大正時代の初めころ放牧がおこなわれていたそうだが、今は明るい草原に真っ先にシラカバが増えて来たそうだ。

 美しいせせらぎの「一の瀬川」の周辺にスモモの木を散見。

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 春に白い花が咲き、この時期に収穫するスモモ(李)は、モモに比べ酸味が強い。

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 秋の七草の一つオミナエシ(女郎花)。もう秋の気配。

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 周りには、同じ秋の七草のススキの穂(尾花)も群生していた。

 再び「乗鞍高原観光センター」に戻り、13:00出発のシャトルバス(アルピコ交通バス)に乗車。往復乗車券は、2,500円。

 県道84号線は、乗鞍高原から先を「乗鞍エコーライン」と呼ばれる。山岳道路を上って行くと、車窓にスキー場のリフトをいくつも見る。やがて「三本滝」のバス停から先に、マイカー交通規制のゲートがある。乗鞍岳山腹の狭くて曲がりくねった道路は、ハイマツだらけの森林限界に至ると視界は良好となるがやがて霧に包まれ、穂高連峰の眺望は無い。

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 約50分で「畳平(たたみだいら)バスターミナル」に13:50に到着。ここは、標高2702m。日本一高いバス停だそうだ。「銀嶺荘」に、14:00チェックイン。風呂も電気もある旅館スタイルの山小屋。

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 「銀嶺荘」の左手の建物は、乗鞍岳をご神体とする「乗鞍中之社」。剣ヶ峰に、「乗鞍本社」がある。

 畳平の湿原「お花畑」遊歩道を散策し、夕日・夕焼けを見る予定だったが、霧雨のため夕食まで部屋で過ごす。

 18:00~夕食。質素な料理だが、牛鍋は飛騨牛か? ここは、岐阜県の飛騨高山。

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 夕食後も霧雨で、予定していた畳平からの天体観察・撮影もかなわず。

 翌朝の霧が晴れた日の出撮影を期待して、20時就寝。

 本ブログ記事「乗鞍岳・剣ヶ峰と白骨温泉」に続く。

 

 ★★★

 畳平には、長野県側からは1960年代に県道として造られた「乗鞍エコーライン」があるが、岐阜県側からは県道5号線の「乗鞍スカイライン」が通じている。両線とも2003年からマイカー規制が行われており、バス、タクシー、自転車以外の一般車両は通行できない。なお冬季は閉鎖されている。

 岐阜県側の「乗鞍スカイライン」は戦時中、陸軍航空本部が航空エンジンの高地実験を行うための軍用道路として建設され、乗鞍航空実験所が畳平に設置されたという。戦後は岐阜県の県道として整備され、また大型バスが通れるように現在の道幅となった。

 乗鞍は、山岳自転車レース(マウンテンサイクリング)のメッカとしても知られている。「全日本マウンテンサイクリング in 乗鞍」は、乗鞍高原~畳平の「乗鞍エコーライン」で繰り広げられる自転車ロードレース。スタートは乗鞍高原観光センター前、ゴールは畳平の長野・岐阜県境で 全長20.5Km、標高差は1260m。往路(上り)のみのタイムレース。

 毎年8月の最終日曜日に実施されていて、今年は第33回、8月26日(日)に開催された。1986年に開始された国内で最も歴史の古い自転車ヒルクライムの1つで、ゴール地点の標高2,716mは、国内自転車レースで最高所。また4,000名余りという参加者は、国内有数規模の大会であるという。

 以下3枚の写真は、「マウンテンサイクリング in 乗鞍実行委員会事務局」のホームページより転載。

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 大会は、ロードレーサーとマウンテンバイクの部があり、さらに男女・年齢別などでクラス分けされているそうだ。最上級の「チャンピオンクラス」は、前回大会で1時間20分以内の記録を出した者のみが、年齢・性別問わずエントリーできる。そのクラスのコースレコードは55分30秒、シャトルバスの所要時間50分とあまり変わらないと知って驚く。また観客受けを狙ったコスプレのライダーが多いことでも有名。

 今大会で、夜泣峠付近で61名の参加者が蜂に刺された、というTVニュースを思い出す。全員が軽症で済み、大会は続行された。蜂はキイロスズメバチ、ガードレールの支柱根元の中に蜂の巣があったそうだ。主催者側は、事前に雑草や蜂の巣除去などを行っていたそうだが、発見することができなかったという。大自然の中で静かに暮らしていた蜂も、この日の賑やかさにびっくりしたのだろう。

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コメント

おはようございます

素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。
見せていただき、siawase気分です。

とても美味しそうなご馳走、・・・・・。
ぜひ、食べたくなりましたよ。
ご紹介、ありがとうございました。

いろいろ情報交換できる、ブログでのコメント交流、いいものですね。

久しぶりの更新ですね!超ご多忙または健康面で何かあったのかと心配しておりました。15年前に家族で畳平から乗鞍岳まで登ったことが懐かしいです。山はすっかり秋風情が近づいておりますね。
(PS)もう3ケ月もこちらにご来訪なく寂しいもんですね~。たまには遊びに来られてください。

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