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2018年7月 5日 (木)

多摩湖畔ハイキング

 2018年7月1日(日)、「多摩湖」の湖畔を一周、武蔵野の自然をめぐるハイキング。
 
 

 30℃を超す猛暑の中、西武球場前駅(埼玉県所沢市)から西武遊園地駅(東京都東村山市)までの「多摩湖」(村山下貯水池)の湖畔10Kmほどを歩く。

 西武新宿線の所沢駅で狭山線に乗り換え、10:23西武球場前駅に到着。この日は、西武ライオンズ×楽天ゴールデンイーグルスの12回戦。日曜日とあって、デイゲーム(13:00試合開始)だろう、観客が続々と改札を出て行く。

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 10:30、「西武ドーム」の前からハイキングのスタート。西武ドームは、埼玉西武ライオンズの本拠地ドーム球場、2017年3月から5年間の契約でメットライフ生命が命名権を取得、球場名称を「メットライフドーム」に変更している。

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 涼しげな「多摩湖」の堤防(村山上ダム)の遊歩道。

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 対岸左手に「西武園ゆうえんち」の大観覧車が見える。

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 「鹿島休憩場」で一休みの後、長い「鹿島橋」(陸橋)を渡る。

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 橋を渡ると、「東大和狭山緑地」。狭山緑地は、狭山丘陵の南側、多摩湖の南側にある東大和市立の緑地。雑木林はクヌギの木が多い。

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 木陰の中を、よく整備されている木道を歩く。

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 緑地内には、多数の広場や神社(八幡神社、熊野神社、巌島神社)、フィールドアスレチックがあるそうだ。園路は、けっこうアップダウンが多い。

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 やがて良く手入れされた竹林の坂道を下る。

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 日陰の無い住宅街を抜け、11:38「東大和市立郷土博物館」に入館(無料)。冷房の効いた館内を見学、休憩。

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 郷土博物館のメインテーマは「狭山丘陵とくらし」。郷土の歴史、民俗、自然に関する常設展示、年数回の狭山丘陵周辺の資料の企画展示を行っている。

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 郷土博物館では建物の中だけではなく、狭山丘陵全体を活動の舞台とする講座も行っているそうだ。別棟にプラネタリウムの施設もある。

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 12:04博物館を出て住宅街をしばらく歩き、12:17「二ツ池公園」で休憩。

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 「二ツ池公園」は、「都立東大和公園」の西側に接した東大和市立の公園。池は前川の源流部で、昭和30年代前半まで周辺の「狭山田んぼ」の用水池だったという。「東京の名湧水57選」。藤棚の下のベンチで昼食。

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 12:20、隣接する「都立東大和公園」に入場。

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 「都立東大和公園」は、多摩湖の南にある狭山丘陵で、コナラ、アカマツなど雑木林の残る場所。

 昭和40年代後半、この地域に団地開発が計画されたが、里山の自然を守るため多くの市民と東大和市が東京都に働きかけ、最初の都立丘陵地公園として1979年(昭和54年)開園。以来市民団体が自然観察や植生調査を行ったり、雑木林の手入れに取り組むなどにより里山が守られているそうだ。

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 公園の東側に隣接する「圓乗院(えんじょういん)」は、創建が平安末期1159年(平治元年)と伝えられる古刹。古い鐘楼門や美しい庭園が知られている。時間の都合でスキップ。

 13:00「東大和公園」を出て、再び日陰の無い住宅街の坂道を下ると、江戸時代は「天宮(天狗)大明神」と呼ばれていたという「狭山神社」があった。近くに「狭山公民館」があるので、この辺りも「狭山」という地名らしい。

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 住宅街を抜けると、13:17「都立狭山公園」。

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 狭山丘陵の多摩湖周辺の東大和市、武蔵村山市、西多摩郡瑞穂町に広がる「都立狭山自然公園」は、都県境を挟んで「埼玉県立狭山自然公園」と隣接する。この自然公園内の一部が、「都立狭山公園」として整備されている。

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 多摩湖の堤防(村山下ダム)の方に向かう。

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 「多摩湖」の取水塔。このあたりは、桜や紅葉、美しい湖などの景色を眺められることから、景勝地として親しまれている。

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 「多摩湖」の堤防(村山下ダム)。左手の6階建ての建物は、中国割烹旅館「掬水亭(きくすいてい)」。

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 堤防上広場から見る取水塔と対岸に「西武ドーム」。

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 長い堤防(村山下ダム)の遊歩道を渡る。正面の塔は「西武園ゆうえんち」の地上80mのジャイロタワー、右手に大観覧車。

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 多摩湖から見る奥多摩の山々が霞む。

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 14:00頃、西武遊園地前駅に到着。ここまでおよそ10Kmを歩いた。

 ここから、スタート地点の西武球場前駅まであと2kmほど。炎天下の中をこれ以上歩くと熱中症になりそうなので、西武山口線の電車を利用する。

 14:07西武遊園地駅発、14:15西武球場前駅着。IC乗車券SUICA/PASMOが使える。

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 西武山口線は、愛称「レオライナー」。西武遊園地駅と西武球場前駅の間を結ぶ西武鉄道のAGT路線である。西武球場前駅で西武狭山線のダイヤに接続する。写真の出典は、ウィキメディア・コモンズ。

 AGT[Automated Guideway Transit]とは、案内軌条式の鉄道。動輪にゴムタイヤを付け、コンクリート軌道を走る。「レオライナー」は、通常の電車より一回り小さい。前身は、1950年(昭和25年)に開業したバッテリー動力の遊戯列車が走る「おとぎ線」だった。

 西武球場のそばを歩いて通ると、試合が始まって1時間余り、ドームの中の様子は分からないが大きな歓声が聞こえてくる。この日の試合は、9回裏西武2死で途中出場の木村が2号ソロの本塁打を放ち、8対7で西武のサヨナラ勝ち。西武はパリーグ首位を保った。観客動員数は30,351人、試合終了は16:54。


 14:18、西武球場前駅発の西武狭山線に乗車。西所沢駅、所沢駅で乗り換え、15:02西武新宿線の本川越駅で下車。

 予定していたデパート屋上のビヤガーデンでの打ち上げは、まだ陽が高くて暑いのであきらめる。代わりに、15:10~居酒屋「目利きの銀次 本川越店」に入店。二次会は、17:36~「カラオケ館」で2時間。20:45、帰宅。 

 

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  「昭和記念公園と西武園ゆうえんち」 2015年11月26日 投稿
   http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-9651.html

 

 ★ ★ ★

 前々日の29日、関東甲信地方では早くも梅雨明けした。6月中に梅雨が明けるのは、観測史上初めてらしい。平年は7月21日頃で22日も早く、昨年より7日早い梅雨明けだという。

 このところの暑さと寝苦しい夜で睡眠不足、先月末から信州旅行や博多旅行が続いていて疲れが、残っていたようだ。当日は、朝からだるくて眠くて、少し体調が悪かった。なんとか歩いているうちに、だんだん調子を取り戻した。

 梅雨明けの真夏日のハイキングで、熱中症が心配されたがほど良い木陰もあったり、そよ風が吹きわたったりで快適だった。特に、西武遊園地に向かう堤防(村山下ダム)では風が渡り、多摩湖全体や奥多摩の山々も見渡せ、気持ちの良い歩きだった。

 途中の「東大和市立郷土博物館」の冷房で、涼めて良かった。立派な施設で、郷土の歴史や自然の遺産を残してあり、郷土に対する理解を深める活動は素晴らしい。また多摩湖畔、狭山丘陵は、武蔵野の自然がよく整備されて残されていることに感心する。

 

 「村山貯水池」は、「多摩湖」の通称で呼ばれる東京都水道局が管理する人造湖。西の「村山上貯水池」と東の「村山下貯水池」に分かれている。東京市の人口増加に対する水源確保のため、北多摩郡大和村(現:東大和市)の狭山丘陵の渓谷に10年の歳月をかけ、1927年(昭和2年)完成。多摩川の水を羽村取水堰(東京都羽村市)で取り入れ、導水管で村山貯水池に導いて貯水している。

 この場所は武蔵村山市からも東村山市からも外れており、東大和市にある。何故「村山貯水池」という名称なのか。これは、付近の旧地名「村山郷」から来ているためだそうだ。

 「ダム湖百選」に選定、「新東京百景」、「東やまと20景」として東大和市のシンボルとなっている。桜と紅葉の名所としても知られ、都民や埼玉県民の憩いの場として親しまれている。また周辺環境は、水源涵養(かんよう)保安林として森林生態系の保全がなされているそうだ。

 

 埼玉県の南西部にある狭山市は、狭山丘陵と特産物「狭山茶」に由来するという。「狭山」という地名は、「山」は「林」を意味し、武蔵野台地西部に散在していた雑木林のことを指していると言われ、「林に挟まれた土地」の意味とだという。

 江戸時代には、狭山丘陵そのものを「狭山」と称しており、地域の名ではなく山の名称のように用いられていたという。歴史的に「狭山」という地名が指している場所は、狭山丘陵を中心としたかなり広い地域だそうだ。現在の埼玉県狭山市、所沢市、入間市、東京都の東村山市、東大和市、武蔵村山市、瑞穂町などの範囲が含まれる。

 現在、狭山市以外でも所沢市、入間市、東村山市、東大和市、武蔵村山市、瑞穂町等では、住居表示や字名、学校や企業名などに、「狭山」という呼称のある例も多いという。

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コメント

おはようございます

素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。
ご紹介、ありがとうございました。

ブログのコメント交流、コミュニケーションで、心あたため合い、いいものですね。

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