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2018年6月 9日 (土)

草木ダムと日光東照宮

 2018年6月5日(火)、「草木ダム」(群馬県みどり市)と「日光東照宮」(栃木県日光市)見学の日帰りバス旅行。
 

 この日は午前中は晴れ、梅雨前線がゆっくり北上しており午後から曇り。

 バスは午前7時半出発。参加者23名を乗せて関越道・北関東道へ。伊勢崎インターで降りて大間々を経て国道122号線を北上、9時45分「草木ダム管理所」に到着。

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 草木ダム管理所は、独立行政法人「水資源機構」の事業所の一つ。

 まず職員から15分ほど、プロジェクタを使って「草木ダム」の概要説明を受ける。

 「草木ダム」は、利根川水系の渡良瀬川をせき止めた多目的ダムで、東京都を始めとする首都圏への利水と渡良瀬川・利根川の治水、そして水力発電を目的としている。堰堤(えんてい)の長さ405m、高さ140m、コンクリートの重さで支える重力式ダム。利根川水系では、「奈良俣ダム」(楢俣川)の158mに次ぎ、「川治ダム」(鬼怒川)と並んで高い。1965(昭和40年)年着工、1976年(昭和51年)竣工。

 人造湖の草木湖(6千万立米)は、25mプールの水12万杯分を貯めることが出来ると聞くが、ピンと来ない。

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 この辺りは日光方面への中継拠点として、草木湖畔には展望台、「富弘美術館」や道の駅などもある。また近くには、足尾銅山跡、わたらせ渓谷鉄道がある。

 ダムの堤頂部からダムの下を見下ろす。

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 次はダム本体内部へと案内される。ダムは普段外からしか見ることが無い。10数人乗りのエレベータで、参加者を2回に分け、堤頂部から100m下の地下へ下る。

 地上では24℃の気温が、エレベータでダム内部では13℃、ひんやりする。しばらく内部のトンネルを歩くと、ダム最下部の外に出る。

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 左手は、発電所。右下には発電に使った水が川に排水されている。

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 下から見上げると、ダムの大きさを実感。右側のパイプが発電所に水を送る水圧管路。

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 11時10分「草木ダム」を出て国道122号線を更に北上、日光に向かう。昼近くになると、雨雲が多くなって来た。12時5分、日光東照宮門前の富士屋観光センターに到着。昼食後、「輪王寺」へ。

 「輪王寺」は、天台宗の門跡寺院。明治初年の神仏分離令以後、「東照宮」、「二荒山(ふたらさん)神社」とあわせて「二社一寺」と称される。近世まではこれらを総称して「日光山」と呼ばれていたそうだ。現在「日光山」は「輪王寺」の山号で、「日光山輪王寺」は日光山中にある寺院群の総称である。

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 「輪王寺」は、山岳信仰に始まり、創建は奈良時代。近世に入って、天台宗の高僧・天海が貫主(住職)となり、徳川家の庇護を受けて繁栄する。三代将軍・徳川家光を祀った「大猷院廟(だいゆういんびょう)」や本堂である「三仏堂」などの古建築も多く、国宝や重要文化財など多数の文化財を所有。

 「輪王寺」は「東照宮」、「二荒山神社」とともに、「日光山内」として国の史跡に指定され、「日光の社寺」として1999年(平成11年)世界遺産に登録されている。

 本堂「三仏堂」は2007年から大修理中で、建物は巨大な囲いで覆われ、実物大の絵が描かれている。

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 千手観音、阿弥陀如来、馬頭観音の3体の本尊は、最近修理が終えて京都から戻り、今年3月から5年ぶりに拝観ができるようになった。堂内は撮影禁止。

 堂内「修行の谷間」巡りのチラシ。「日光山輪王寺」のホームページから転載。(写真をクリックすると拡大表示)

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 輪王寺「三仏堂」を出て、脇の日光東照宮の参道の坂道を上る。

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 石段を上がり「一之鳥居」を抜けると、左に五重塔。拝観券を購入し、更に石段を上がって左に折れると、右手に「三神庫(さんじんこ)」と呼ばれる校倉造りの3棟がある。渡御祭(とぎょさい)の祭器具や装束が収められている。

 そのうち「上神庫(かみじんこ)」と呼ばれる建物には、白と灰色の想像上の2頭の象が面白い。

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 その向かい側には、有名な三猿の彫刻がある「神厩舎(しんきゅうしゃ)」(神馬の馬屋)。

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 正面には豪華な彫刻の水盤社(すいばんしゃ=手水舎)を見て、右に折れると「二之鳥居」、この正面に「陽明門」がある。

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 「陽明門」の前の階段から振り返り、「二之鳥居」や「神厩舎」を見下ろす。

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 昨春に修理が終わった「陽明門」はピカピカ。

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 陽明門の正面左右の随身(ずいしん)。

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 陽明門の背面(随身の裏)東側の獅子。

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 陽明門の装飾彫刻に、正面・背面・両側面で22組の中国の人物がある。

 そのうち背面東端にある「鉄拐(てっかい)仙人」を撮影。中国の代表的な仙人の一人で、口から魂(黒いもの)を吐き出している。もう一人は、鉄拐の弟子か?

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 陽明門の西側面の龍の群れ。

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 陽明門を抜けて右手に折れると、「坂下門」に彫られた有名な「眠り猫」。家康の墓がある「奥社」の参道入口にある。

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 「陽明門」の正面には、拝殿、本殿に続く「唐門」。

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 彫刻のある回廊。「陽明門」の両側にある。

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 回廊と「本地堂(薬師堂)」。

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 「本地堂(薬師堂)」には、天井画の「鳴き龍」や非公開の本尊・薬師如来像がある。内部は撮影禁止。

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 薄暗い堂中に入ると、説明役の僧侶が天井に描かれた龍の顔の下で拍子を打って「鳴き龍」を観賞させてくれる。拍子木がカーンと音が鳴ったあと、音が床との間で反響し、鈴を転がしているような龍の鳴き声に聞こえる。昔は観光客が勝手に手を叩いて、「鳴き龍」を聞いていたような気がする。こんなに観光客が多いと、音が混じってちゃんと聞こえないだろう。

 

 この日は平日だが、日光は一般客、外人観光客や修学旅行生などで混み合っていて、まるで浅草にでも来たようなにぎやかさだった。

 14時40分「日光東照宮」を出て、たまり漬け(ろばたづけ)の土産屋に寄って買い物。

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 日光宇都宮道路から帰路、東北道・圏央道へ。夕方6時頃出発地に無事到着。暑くもなく、梅雨入り前で天気もまずまずで、楽しい旅行だった。

 

 関連ブログ記事

 「日光東照宮」2011年11月18日投稿
  http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2011/11/post-adaa.html

 「鬼怒川温泉」2012年11月18日投稿
  http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2012/11/post-6aa9.html

 

 ★ ★ ★

 草木ダムも、日光東照宮もは過去何度も来た。しかし「草木ダム」の内部に入ったのは、今回が初めて。団体で予約しないと見れないそうだ。

 「草木ダム」のダムカード

Photo

 日照東照宮は、今回ゆっくり見学できなかったが、修理が終わった「陽明門」をはじめ鮮やかになった彫刻を見ることが出来てた。次に行く機会があれば、「輪王寺」や「二荒山神社」のほうもゆっくり回ってみたい。

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