渡良瀬遊水地と桐生川源流林
2017年11月17日(金)、渡良瀬遊水地の夜明けと桐生川源流林の紅葉。
未明、自宅を出発。埼玉県行田市、羽生市を経て、栃木県栃木市藤岡町の「渡良瀬遊水地」に向かう。
●渡良瀬遊水地(第一調整池北部) 5:30~7:00
北エントランス、旧谷中村合同慰霊碑付近から土手に上がる。ここは第一調節池の北部で、ヨシ原が広がるが左手には渡良瀬カントリー倶楽部がある。
東の方角からの日の出を待つ。
日の出時刻は、6:20頃。
ヨシ原が赤く染まる。
遠くに茨城県つくば市の独立峰「筑波山」(標高877m)が美しい。
渡良瀬川と並行する第一調節池の地内(ちない)水路。
池内水路は、調節池に溜まった水を排出する水路。カモやシラサギが見える。
●桐生川源流林 9:55~11:25
渡良瀬遊水地から佐野市(栃木県)を経て県道66号線を北上、群馬県桐生市に入る。
桐生ダムのダム湖「梅田湖」に架かる梅田大橋を渡って右折し、桐生川上流の「桐生川源流林」に向かう。細い道を3Kmほど上った所にある「梅田ふるさとセンター」で小休止。
ここから、更に上流に向かって3Kmほどの間、渓流と紅葉のスポットを探す。
渓流には、いくつも滝があるらしい。ここは「千代の滝」と呼ばれる滝。
根本山(ねもとさん、標高1199m)より流れ出る桐生川は、桐生市街で渡良瀬川に注ぐ。 梅田湖上流の「桐生川源流林」は、桐生川に沿って周囲にモミジをはじめ、ヒノキ、ナラ、ケヤキ、スギなどの樹木が群生、「森林浴の森日本百選」にも選ばれている。澄んだ渓流には、イワナやヤマメが棲息。根本山へは、ハイキングコースとして登山道も整備されているそうだ。
●梅田ふるさとセンター 12:05~13:20
梅田大橋を渡って、桐生川に沿って細い道を3Kmほど上ると、「梅田ふるさとセンター」(桐生市梅田町五丁目)がある。
店内に入ると、地元の新鮮野菜やふるさと饅頭など特産品、おみやげなどが並ぶ。オリジナルの手打ち蕎麦やうどんが、おいしいとか。平日だが昼時で、館内は混み合っている。
天もりそば850円を注文。
13:20、センターを出て桐生市街、群馬県太田市を経て、帰路へ。
★ ★ ★
「梅田村」は、群馬県の東部、栃木県と境を接し山田郡に属していたが、1954年(昭和29年)に桐生市に編入され、新たに桐生市梅田町となった。
根本山を水源とする桐生川は、忍山川や高沢川などの支流と合流しながら梅田町内を南に、更には桐生市街地に流れている。桐生川下流域の町内南部が梅田町一丁目、川を遡るにつれて、二・三・四・五丁目となる。町域のほとんどが山地で占められており、根本山や鳴神山(なるかみやま、980m)など、足尾山地の山々が連なる。
「渡良瀬遊水地」については、本ブログの次の関連記事を参照。
「渡良瀬遊水地ウォーク」 2016/06/29 投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2016/06/post-6b27.html
「渡良瀬遊水地」 2014/03/28 投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-6b27.html
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渡良瀬遊水地はここ2年で2回訪ねました。足尾造山公害の影響もなくなりラムサール条約の環境ですから素晴らしい!先週末はいい天気に恵まれましたね!もう師走到来、季節が巡るのも早いものです。寒さが増してインフルエンザも流行りだしてきたようです。風邪など召されないようお気を付け下さい。昨夜はスーパームーンで月がでっかくきれいに見えましたね~!
投稿: ローリングウエスト | 2017年12月 4日 (月) 20時47分
渡良瀬遊水地からの筑波山素晴らしすぎます!まるで絵画のごとし!今日は本当に夕方から風が厳しくなって冷えてきました。お風邪など召されませんように!あっという間に師走第1週も終わりが近づき、慌ただしいままに年賀状書きや大掃除に突入しそうな予感が・・。
投稿: ローリングウエスト | 2017年12月11日 (月) 21時14分
素敵なショットと解説から様子、雰囲気などが伝わってきました。
いろいろ見て楽しめました。
見てほっとし、心和みました。
ありがとうございました。
ブログでのコメント交流、いいものですね。
投稿: siawasekun | 2017年12月16日 (土) 09時25分
写真を見ていると行ってみたくなりますよ。九州からはちょっと遠いなあ
投稿: MARI | 2017年12月17日 (日) 20時00分