森林公園の紅葉見ナイト
2016年11月25日(金)、国営・武蔵丘陵森林公園(埼玉県滑川町)の「紅葉見ナイト」に行く。
11月3日(木)~12月4日(日)の夜間、約500本のカエデのライトアップをはじめ、各種アート作品の展示やイルミネーション「紅葉見ナイト~光と森のStory~」が開園中。
夜5時過ぎ、森林公園中央口から入園。
11月24日に降った関東の初雪が残る。
カエデ園のライトアップ。残念ながら紅葉は盛りを過ぎて、枯れ始めていた。
植物園のイルミネーション。
次に12月10日(土)から12月29日(木)までの夜間、武蔵丘陵森林公園では「スターライトイルミネーション~光と森のStory最終章~」が開園する。
30万球をこえるイルミネーションが中央口エリアに煌めき、植物園下の芝生広場では森の中にオアシスのような湖が出現するそうだ。
★ ★ ★
クリスマスシーズンに向けて、クリスマスツリーや商業施設、個人の家の周りにもきれいな電飾で飾ることが増えてきた。観光名所としても大規模にイルミネーションが展開されてきているいる。全国に各地には、様々なイルミネーショ・スポットが存在する。
何故、イルミネーションがこうも普及してきたかというと、以前の光源には豆電球が使われていたが、球切れが多く、消費電力が多さ、発熱が大きいことから難点があった。近年開発された、高出力のLED(発光ダイオード)ライトが、安価になり耐久性や発熱面、ランニングコストが格段に改善されるようになったからだ。
LEDライトは1960年代に実用化された。最初は赤色しかなかったが、後に緑色が出て来た。近年、青色LEDが開発されたので、赤・緑・青の光の3原色がそろいどんな色でも表現できるようになったのだ。最も汎用性のある照明器具の白色に、赤色・緑色・青色LEDを合成して発光させることが出来るようになり、LED照明は急激に普及してきた。青色LEDを開発した中村修二氏の「青色LED特許紛争」や「ノーベル物理学賞受賞」の出来事は、いかに青色が重要だったかが分かる。
一方で、昔のあの豆電球のイルミネーションで飾られたクリスマスツリーが持つ、暖かさ、柔らかさや安らぎが懐かしい気もする。
昨年、栃木県足利市の「あしかがフラワーパーク」に行った時、ここは「関東三大イルミネーション」の一つとされていた。これは、2012年10月の「夜景サミット2012 in 長崎」において、千葉県袖ケ浦市「東京ドイツ村」 、神奈川県藤沢市「江の島 湘南の宝石」とともに、関東を代表する冬期イルミネーションに認定されたからだそうだ。しかし、どこのイルミネーション・スポットも毎年進化しており、なかなか甲乙をつけるのも難しそうだ。
最近知らぬ間に、東京にはイルミネーションの名所が、どんどん増えている。街路樹、公園、ビルやショッピングモールなど、都会の夜をロマンチックに飾る。東京ミッドタウン、六本木ヒルズ、カレッタ汐留、表参道イルミネーション、恵比寿ガーデンプレイス、丸の内イルミネーション・・・等々、数え切れない。
日本のイルミネーションは、夏の「打ち上げ花火」のように、世界に誇れる魅力や創作美、技術力や芸術性は、日本文化として冬の風物詩となりつつある。
「ものみ・ゆさん」のイルミネーション関連ブログ記事
「伊東温泉・伊豆の旅」 2013/11/25 投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2013/11/post-0eea.html
「紅葉の上州沼田と足利のイルミネーション」 2015/11/16 投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/1113-d746.html
「昭和記念公園と西武園ゆうえんち」 20115/11/26 投稿
http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-9651.html
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な・な・なんと美しい~!幻想的なライトアップ紅葉光景ですね。素晴し過ぎます。週末は暖かくてよき小春日和でした。来月の今頃はもう正月を終えて仕事始め・・本当に時の経過が早く感じられます。
投稿: ローリングウエスト | 2016年12月 4日 (日) 14時25分