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2015年7月 6日 (月)

八ヶ岳高原の水景

 2015年7月5日(日)、八ヶ岳高原の水景を巡る。

 

 

 

 本州の南岸には、梅雨前線が停滞している。南関東は、曇りや雨。北関東や信州、甲州は、おおむね曇りで、所々で弱い雨が降る。

 

 6:00自宅を出発、上信越道の佐久インター(長野県佐久市)を降り、国道141号線を南下。8時頃の佐久穂町付近での気温は15℃、曇り。半袖シャツでは、肌寒い。山梨県北杜市の清里方面に向かう。

 

 観光地として有名な清里高原の辺りは、八ヶ岳の南麓。八ヶ岳や富士山は、曇っていて見えない。そばを流れる「川俣川」の下流は、「釜無川」(かまなしがわ)、更には日本三大急流の一つの「富士川」となって、静岡県の駿河湾に注ぐ。

 

 

 

 この川俣川は東沢と西沢に分かれ、特に東沢の方は美しいとされる。この川俣川の渓谷の入口付近にあるのが「吐竜の滝」。

 

 

 

●吐竜の滝(どりゅうのたき、山梨県北杜市) 8:45~10:30

 

 吐竜の滝は、清里高原の「川俣東沢渓谷自然観察園」内にある。JR清里駅から10分ほどの所にある駐車場に車を止める。そこから薄暗い天然林の中、東沢渓谷の遊歩道を歩く。天然林は、針葉樹のアカマツ、広葉樹のツガ、ミズナラ、クリ、カエデなどが混交する。夏の避暑、秋の紅葉の時期は、ハイキング客で賑わいを見せる。

 

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 途中でJR小海線の鉄橋の下をくぐり、駐車場から15分ほどで、吐竜の滝に着く。

 

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 吐竜の滝は、川俣川の渓谷あるいくつかの滝の中でも、最も美しいという。

 

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 緑に覆われた岩間から絹糸のように流れ落ちる神秘さから「竜の吐く滝」と名づけられた。落差10m、幅15m。ここの標高は1,250m。

 

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 八ヶ岳南東麓の地下水が、溶岩層を通って湧き出した「潜流瀑」。何段にもなって流れ落ちる姿は、素晴らしい景観。水は1年を通して冷たく、湧水量もほぼ一定しているそうだ。

 

 この滝の先の上流は、全長2.8Kmの遊歩道が東沢大橋まで続く。

 

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 吐竜の滝の川の上流側。

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 吐竜の滝は、唐沢寿明と松嶋菜々子主演のNHK大河ドラマ、「利家とまつ~加賀百万石物語~」(2002年)のオープニングに登場したことでも有名だそうだが、記憶に無い。

 

 

 

●道の駅「こぶちざわ」 (山梨県北杜市) 11:00~11:15

 

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 北杜市小淵沢町にある道の駅「こぶちざわ」に寄り、休憩。

 

 駐車場やトイレ、レストランや売店を備え、温泉施設もある。ここには、そば打ち、ガラスや磁器の絵付け、藍染め、パン作りなど10種類以上の体験メニューもあるそうだ。

 

 売店では、お土産品のほか八ケ岳南麓でとれた野菜やキノコなども豊富。周辺の散策もおすすめだという。

 

 

 

●竜神池(りゅうじんいけ、長野県茅野市) 12:00~12:40

 

 蓼科高原の「三井の森」別荘地の静寂の中に、ひっそり佇む。

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 青い胡桃(くるみ)の実を見つける。

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 株式会社「三井の森」は、三井不動産グループの不動産事業会社。おもに蓼科、軽井沢などで別荘地の開発・管理やゴルフ場運営などを行なっている。

 

 

 

●御射鹿池(みしゃがいけ、長野県茅野市)12:55~13:25

 

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 鏡のような水面に湖畔の木々が映り込み、幻想的な光景。

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 湖面に緑を映す神秘的な御射鹿池は、日本画の東山魁夷の作品『緑響く』の題材となったことで有名。ここには、昨年5月に見に来た。

 

 詳細は、本ブログの昨年6月2日投稿の「八ヶ岳高原の新緑」を参照。
  http://otsukare-sama.cocolog-nifty.com/blog/2014/06/post-36fc.html

 

 

 

●レストハウス「ふるさと」 14:05~14:30

 

 帰り道で、国道299号線(メルヘン街道)、奥蓼科温泉郷、麦草峠を経て、レストハウス「ふるさと」に寄る。

 

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 ここは、麦草峠より佐久方面へ約5kmほど行ったところで、佐久市と南牧村に分かれる分岐にある。富士山、八ヶ岳、富士山などの絶景ポイントだが、今日は曇っていて見えず。

 

 お土産の販売や、奥にはセルフサービスの食堂もある。ここで遅い昼食。たらの芽てんぷら定食、950円。

 

 

 

 佐久市に戻り、佐久インターから関越道を走り、17:00自宅着。

 

 

 

 ★ ★ ★

 

 「竜神池」と「御射鹿池」は、緑に囲まれた神秘的な池で、人工的な農業用ため池と思えない。どこが管理しているのだろうか、ちょうど夏草を刈ったばかりだった。「御射鹿池」は、農水省の「ため池百選」に選ばれている。どちらも、観光客や写真愛好家がちらほらと訪れていた。

 

 茅野市と北佐久郡立科町にまたがる「白樺湖」。湖周辺には遊戯施設、ホテルや旅館、民宿が並んで、リゾート地に見えるが、ここは本来は農業用の温水ため池である。標高1,000m前後の八ヶ岳高原に広がる水田は、昔は冷害で稲が十分に実らないことも多かった。温水ため池は、水温の低い水を一時的に貯え、太陽光で温めて水田に供給する。

 

 白樺湖のほか、「蓼科湖」、「女神湖」なども、同様な温水ため池と知って驚く。確かに地図を開くと八ヶ岳中央高原(西麓)には、大小さまざまな湖沼が点在している。

 

 

 

 

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コメント

今日、写真クラブの写真展を見てきました。滝の写真。花の写真。湖面の写真。
絵心のない私ですが、それぞれがすばらしかったです。

八ヶ岳の滝、本当に素晴らしいですね。緑と岩に流れ、苔に落ちる、糸のような流れ。
そして、湖面に映る、幻想的な木々は、心が和みます。

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