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2015年3月27日 (金)

熊谷市妻沼の春

 2015年3月23日(月)、埼玉県熊谷市の「妻沼(めぬま)運動公園」に寄ってみる。

 

 妻沼(めぬま)運動公園は、熊谷警察署から国道407号線を約15分ほど北上、妻沼行政センター前の交差点を左折すると田園の中にある。園内には、野球場、テニスコート、サッカー場、体育館(写真下)などの運動施設の他、子供広場、スケートボード場など、各種イベントやスポーツが出来る施設が揃っている。

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 ここは桜が有名で、春になりソメイヨシノが満開となると、弁当を持った多くの花見客が訪れるという。

 23日、気象庁は東京のソメイヨシノが開花した(標本木は、靖国神社にある)と発表。平年より3日早く、昨年より2日早い開花だそうだ。しかし埼玉県の北部にあるこの運動公園を散策して探してみても、桜はまだつぼみ。

 植木を動物の形に刈り込んだりするのをよく見るが、運動公園の体育館の前には、面白い植木を数本見つけた。

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 野球場に赤い花が咲いていたが、よく見ると桃の花だ。

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 この運動公園近くの「備前渠(びぜんきょ)用水路」沿いに、満開の花が咲いていて遠くからでも目立つ。もう桜が満開かと、びっくりする。

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 用水路に沿った桜並木の一部だけが満開で、おかしいと思って調べると、杏(あんず)並木が一部にあるらしい。杏の花をよく見ると、梅に似ていて桜とは違う。

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 杏は、桃と同じように桜(ソメイヨシノ)の少し前に咲くという。

 菜の花との色の対比が、とても良い。

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 「備前渠用水路」には今の時期、水は流れてない。

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 備前渠の渠(きょ)の字は堀(ほり)という意味で、「備前掘」とも呼ばれている。埼玉県の北部を流れるこの水路は、1604年(慶長9年)に幕府の命を受け、関東郡代(ぐんだい)の伊奈備前守忠次により開削された。

 埼玉県最古の農業用水路で、利根川から取水し、本庄市、深谷市、熊谷市の総延長は約23Km、利根川の右岸一帯の約1400ヘクタールの水田へ水を供給する。農水省の「疎水百選」にも選ばれた。

 今は空(から)堀だが、田植えの時期になると、水がドッと流れるという。

 3月は、国営武蔵丘陵森林公園での早春の花見ウォーキングや外秩父七峰シリーズハイキングなどを予定していたが、都合で参加できず。他に記事を書く暇もなかったが、月末になってやっとこの記事を公開でき、今月も途切れず投稿を維持できた。

 

【追記】

 

 3月27日(金)、再び「妻沼運動公園」付近の備前渠用水路を訪れる。

 

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 用水路の桜並木を見ると、つぼみはだいぶ膨らんでいる。桜(ソメイヨシノ)の開花は、もうすぐだ。

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 今日の運動公園の子供広場では、何かのイベントがあったのか、大勢の家族連れでにぎわっている。桜の満開の頃に、また来てみたい。

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