鹿児島県霧島市
2014年10月22日(水)午前中、鹿児島県の霧島市周辺をめぐる。
前日、「韓国岳」に登った後、鹿児島県霧島市牧園町にある温泉宿の「霧の里本館」に宿泊。
●霧の里本館からの雲海
6:00起床、朝風呂に入る。露天風呂から見える霧島の山なみに雲海が素晴らしい。急いでカメラを持って館外に出て撮影。
ここの宿の名の通り「霧の里」。早朝の雲海は幻想的で神々しい。確かに「天孫降臨」の神話の地にふさわしい光景。こんな景色が見られて運が良かった。
「天孫降臨」の地としては、大和の山々ではなく南九州の日向(ひむか)で、この地の霧島連山の一峰である「高千穂峰」(宮崎県高原町)と、宮崎県北部にある高千穂町(天岩戸の洞窟がある)に伝承がある。どちらの説も、いまだ定説には至ってはいない。
7:30~朝食。9:10各車に分乗してホテル出発、一行は小雨の中の「霧島アートの森」に向かう。
●霧島アートの森
「霧島アートの森」は、鹿児島県立の野外美術館。鹿児島県姶良郡湧水町(旧栗野町)の霧島連山「栗野岳」の山麓の標高約700mの高原に位置する。2000年(平成12年)に開園。
野外に20数点の作品が展示されている。入園料、一般310円、団体20名以上240円。
西野康造/気流-風になるとき(1999年)
このアートの森は、鹿児島県が「霧島国際芸術の森基本構想」として芸術交流拠点施設として芸術性の高い作品を展示・整備し、公益財団法人「鹿児島県文化振興財団」が管理運営している。
野外作品の一部を見た後、霧と雨がひどくなったので屋内に入る。
屋内では、秋の特別企画展「横尾忠則の地底旅行」が開催中だったので、鑑賞する。観覧料、一般800円。
左:地球の果てまで連れてって(1994年)、右:自立の炎(1994年) 霧島アートの森HPから引用。
横尾忠則は、もともとはグラフィックデザイナー。80年代に画家宣言を行い、現在は絵画を中心に制作を行なっている。洞窟を中心にした風景、神話をモチーフにした作品などが多い。
横尾忠則については、昔からデザインとしてよく目にしたり、テレビなどにもよく顔を出したりしていたが、独特な作風や個性には、個人的にはちょっとついていけない。
●きままなキッチン
11:30、国道223号線沿いの霧島温泉郷の中心にある「霧島温泉市場」付近(霧島市牧園町高千穂)の駐車場に車を止める。
そこから細い坂道を2、3分歩いて上ると、森の中にガラスで囲まれたイタリアン料理のレストラン「きままな台所(キッチン)」がある。
レストランの手前には、「森のテラス 夢楽(むら)」が併設されている。オリジナル藍染め衣類やブルーの焼き物、ドレッシング、雑貨や小物など、女子には楽しそうな商品が販売されている。昼食を予約していたがまだ準備中だったので、しばらく店内を見て回る。
ランチは、ワンプレートにデザートとスープ、パン、ドリンクなど。
食事の14:00頃、旧友たちと別れる。
友人の車に同乗、国道223号線、県道50号線を経て、14:30九州自動車道横川ICへ。
ここから、次の目的地の長崎方面へ300Km余り、数時間のハイウェイ・ドライブ。
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コメント
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雲海の写真いいですね。韓国岳に登ったのはもう48年前です。懐かしいですね。
投稿: sam | 2014年11月 8日 (土) 14時40分