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2014年5月の1件の投稿

2014年5月19日 (月)

金時山

 2014年5月17日(土)、箱根の金時山に登る。

 

 「金時山」は、箱根山の北西、神奈川と静岡の県境に位置する。標高1,213m、箱根外輪山では最高峰。

 イノシシの鼻が突き出たような形に見えるため、昔は「猪鼻嶽(いのはなだけ)」と呼ばれていた。江戸時代に「金太郎伝説」ができ、「金時山」と呼ばれようになったそうだ。

 ハイキング程度の難易度の低い山だが、けっこう登りはきつい。山頂付近は、ロープやクサリ場がある。登山道は赤土で、雨だと滑りやすそう。

 新宿駅7:30発の小田急ロマンスカー で、箱根湯本駅8:55着。駅売店「箱根の市」で昼食の弁当購入(¥950)。おにぎりが欲しかったが、時間が遅いためか、普通の駅弁しかなかった。

 9:10発の御殿場アウトレット行き箱根登山バスに乗車。バスは、ハイカーで満員。国道138号線の乙女トンネルを抜けると、静岡県の「乙女峠バス停」に到着。ここは標高800m、「ふじみ茶屋」がある。

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 雲がかかってない富士山が正面に見える。天気予報では午後から曇りだそうで、金時山の山頂からすばらしい富士山が拝めるか、心配。

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 「ふじみ茶屋」から国道を渡って、乙女峠経由金時山の登山道がスタート。準備体操して10:00、登山開始。

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 急な登りが続き、40分ほどで「乙女峠」(標高1005m)に着く。 「乙女茶屋」は廃屋になっているが、富士山の展望台がある。ハイカーで混雑している。15分ほど休憩。

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 乙女峠の説明板には、「病気の父親の回復を願って、峠の先の地蔵堂に日参した仙石原の娘が、満願の日に雪の中で命を落とした。」という峠の悲しい由来が書いてある。

 乙女峠の先は尾根になって山頂に続くが、平たんではなく、厳しいアップダウンが続く。

 11:13、小さい広場になっている長尾山(標高1119m)で休憩。

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 樹林間から左手に富士山、右手に神山と芦ノ湖が見え隠れ。

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 やがて、山頂の茶屋の屋根が見えてきた。

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 一旦下って、最後の急坂を登る。

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 山頂付近は、岩がゴロゴロ。お祭りか、都会に来たか、と思うような喧騒が聞こえる。

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 12:07、金時山(標高1213m)の山頂に着く。

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 2軒ある茶屋の「金時茶屋」にいる有名な「金時娘」は、もう80歳くらいだと思うが、元気に働いておられるのだろうか。店を覘くと満員で混雑していて、確認できない。芋を洗うような人混みの中で、座るスペースを探し、昼食。

 山頂から、残念ながら雲がかかる富士山。

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 神山(標高1438m)と仙石原、芦ノ湖。大涌谷の噴煙も見える。

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 富士山の右裾をよく見ると、その向うに冠雪した北岳3193m、仙丈ケ岳3033mが霞む。

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 その右手には、鳳凰三山(薬師岳2780m・観音岳2840m・地蔵岳2764m)、右端は甲斐駒ヶ岳2967m。

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 12:42下山開始、30分ほど下ると金時神社・明神岳の分岐。

 13:38、金太郎と母親の山姥(やまうば)とが暮らしていたとされる大岩「金時宿り石」がある。昭和6年、大音響と共に真っ二つに割れたという。

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 金時神社の奥の院を経て、舗装された林道を横断すると、金時神社はあと10分。道標に、2001年にこの山で行方不明者となった人探しの貼り紙がある。さすがに11年経った今も貼ってあるということは、まだ見つからないのだろうか。

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 13:58、「金時(公時)神社」到着し、参拝。金太郎のモデルになった平安時代の坂田公時(きんとき)が祭神である。参拝。

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 金太郎は、坂田公時の幼名で、江戸時代に「金太郎伝説」ができた。平安時代の後期、金太郎は足柄山(足柄山地の山々のこと)で、熊と相撲をとり、母親孝行の強くて優しい子供に育った。マサカリを担いで熊に乗り、菱形の赤い腹掛けの子供として、五月人形のモデルとなっている。

 足柄峠にさしかかった源頼光と出会い、その力量を認められて家来となり、坂田金時と改名。京に上って、頼光の優秀な強者の家臣「頼光四天王」の一人となる。

 14:10、金時山神社入口バス停に着く。箱根湯本行のバスは15:25発。1時間以上待つことになるので、強羅駅経由で帰ることにする。

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 14:24、強羅行き(施設巡り)箱根登山バスに乗車。15:02強羅駅着、登山電車に乗り換え15:08発、15:46箱根湯本駅着。

 16:18発の小田急ロマンスカーで帰路へ。

 

 ★ ★ ★

 以前から登ってみたいと思っていたが、なかなか機会がなかった。やっと達成できて満足。天気も良くて、富士山も良く見えたが、土曜日のちょうど昼時の山頂は混み合っていて、ゆっくりもできず。せっかくの展望も、人物が写り込むので、良い写真が撮れず。

 手軽な山として人気があるのか、家族連れや若い山ガールたちも目立つ。高尾山のような、交通の便が良くて気軽に行ける「都会的な山」だった。

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