伊東温泉・伊豆の旅
2013年11月18日(月)~19日(火)、1泊2日の伊東温泉・伊豆ドライブの旅。
河口湖、箱根スカイライン、芦ノ湖スカイラインを経て、伊東温泉に宿泊。城ケ崎海岸、西伊豆の大瀬崎、旧沼津御用邸、御殿場高原をドライブで巡る。
10:10、車2台で最寄り駅前を出発。中央自動車道河口湖ICから、渋滞している河口湖大橋を渡る。
河口湖北岸を中心に「2013富士河口湖紅葉まつり」が、11月1日~11月30日で開催中。紅葉と河口湖、富士山のセットで写真が撮れる「紅葉トンネル」や、「もみじ回廊」のライトアップが見どころだそうだ。河口湖湖畔の県道21号線を走る車窓から、もみじの街路樹を眺めながら走る。12:25、「河口湖クラフトパーク」の体験工房「そば打ち道場」に入り、大盛り蕎麦(900円)の昼食。
河口湖ICに戻り、東富士五湖道路の終点の須走ICから、国道138号、箱根外輪山の尾根伝いの箱根スカイラインを走る。
箱根スカイライン展望台で休憩。芦ノ湖と箱根山が一望。
箱根山は左から、烏帽子の形の冠ヶ岳(かんむりがたけ、1409m)、最高峰の神山 (かみやま、1438m)、ロープウェーのある箱根駒ヶ岳 (1356m)が連なる。左手端には、地肌がむき出した大涌谷も見える。
芦ノ湖スカイラインから、県道20号線、十国峠駐車場で休憩。夕暮れの富士山を展望。
十国峠からは、熱海温泉へは県道20号の急坂を下り、海岸沿いの国道135号を走って、伊東温泉「ホテルニュー岡部」に17時到着(下の写真は、翌朝撮影)。
「ホテルニュー岡部」は、岡部ホテルグループとしてCM等で知名度も高かったが、経営不振により、現在は大江戸温泉物語グループの傘下となっている。
建物は古そうだが、平日1泊2食、3人以上1室利用で7,800円、2人1室利用なら8,800円。月曜日なのに、多くの宿泊客でにぎわっている。チェックインの時、タッチパネル式の機械を使っての「いいふろ会員カード」の登録をすると、飲み物などが割引される。ちょっと操作に戸惑うが、このような機械に不慣れな人には面倒だろう。
風呂はちょっと海水のにおいがして温泉らしくはなかったが、マグネシウム・ナトリウム-塩化物温泉。皮膚病、神経痛、リウマチ等の効能書きがある。
18:00~夕食バイキングは、混み合っていた。新鮮な魚の料理に人気があるという。確かに、廉価な宿泊料にしては、バイキング料理の種類が豊富で味も満足。
20:30~2次会、24:40就寝。
★ ★ ★
2日目の11月19日(火)早朝、有志3人は、車でホテルを5時出発。まだ暗い城ケ崎海岸の岩場に5時半過ぎに着く。日の出は6時半。早朝岩場に来ていた釣り人は、こんな良い天気の日の出は最近なくて運が良いなどという。三宅島の北端の付近から、太陽が顔を出す。
城ヶ崎海岸の岬や岩場、断崖絶壁は、約4000年前に伊豆東部火山群の大室山付近からの噴火で溶岩が流れ、海岸線を2km近く埋め立て、浸食されて形成された。
門脇埼灯台や門脇吊橋の付近に駐車場があり、海岸には全長9kmの遊歩道が整備されている。
ホテルに戻り、8:00~遅めの朝食バイキング。9:45、ホテルを出る。
国道135号を北上して道の駅「伊東マリンタウン」に、海産物の買い物に行く。
目当てのひものがあまりないので、20分ほどで切り上げ、国道135号線を1.3Kmほど南下した道路沿いの小さな個人商店「山国」に入る。
狭い店内に、我々11人の団体客がドヤドヤと入って来たので、店主は対応に慌ている。ひものは、アジとカマス(写真下)がお勧めらしい。その場で焼いて試食させてくれる。思ったより焼きたてのカマスはうまい。アジとカマスを2枚ずつ買って800円。
東伊豆から西伊豆に移動、12:00「大瀬崎(おせざき)」に着く。入り江は、日本有数のきれいな海水浴場として知られるが、スキューバダイビングのメッカとしても有名。
大瀬崎は、駿河湾に1Kmほど突き出した半島で、国の天然記念物となっているビャクシン樹林が群生。
拝殿の柱にある獅子(右)と獏(ばく、左)。屋根の下の梁の部分は、S字状に湾曲した海老虹梁(えびこうりょう)だが、彫り物になっているのを見るのは初めて。
大瀬崎の先端にある神池は淡水。水辺に近寄ると餌をもらおうと多数の鯉が口を開けて集まって来る。
海越しに望む富士山は絶景だ。風が強くて波が荒いが、久しぶりに雲一つない透き通った青空に映える富士山を見た。
「金目鯛の煮付定食」と「本日のランチ」をそれぞれ注文。高級魚の金目鯛の煮つけが、なかなか食べられない一匹丸ごとが出てきた。ランチの方は、あなご丼+刺身三種盛り合せ+さんま筒煮の豪華セットであった。今日の美味しい昼食は満足。
みかんを土産に買いたい者がいて、県道17号を東に走り、みかん直売所を探す。マルカみかん産地直売所で、「西浦みかん」一袋500円と1,000円。
「旧沼津御用邸」に行く。大正天皇(当時は皇太子)の静養のために造営されたそうだ。日光の田母沢御用邸と同様に、現在は市の記念公園になっている。時間もないので、入園せず外から覘いただけ帰る。
御殿場高原リゾート「時之栖(ときのすみか)」では、冬のイルミネーションが、11月~来年3月まで開かれている(入園無料)。16時10分到着、暗くなるまで、ホテルのロビーでコーヒーを飲みながら待つ。
時之栖に以前来たことのある者から、日本一の規模だとか、光のトンネルの豪華で美しさに驚くとか、前評判を聞く。しかし、今年のテーマは「従来のイルミを一新し、五千羽のコウノトリが舞う・・・」とかで、昨年とは大違い。かなり規模が縮小されているそうで、幹事は落胆していた。初めて見る者には、高級感はなかったがとてもきれいだった。おでんや焼きそばを食べて、帰路へ。
途中、パーキングエリア、サービスエリアで休憩しながら、最寄り駅前に21時前に無事到着。
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