歌舞伎座
2013年1月23日(水) 久しぶりに銀座4丁目付近を歩き、工事中の歌舞伎座を見る。
この日は、建物を囲んでいた工事ネットがほとんどが取れた状態で、新しい白壁の歌舞伎座の姿を見ることができる。
12月末には、歌舞伎座の象徴ともいえる、劇場正面にある曲線の部分の「唐破風(からはふ)屋根」がお披露目になったそうだ。唐破風屋根の上には、重厚な「経の巻」と呼ばれる鬼瓦が設置されている。
昨年12/19に見た時は、まだ全体の半分がシートに覆われていて、唐破風屋根も見えてなかった。
松竹直営のこの「歌舞伎座」は、老朽化により2010年の4月興行までの「歌舞伎座さよなら公演」ののち休館、解体。現在、建替え工事中である。新しい歌舞伎座は、オフィスタワー(賃貸、7階~29階)を伴う複合施設として、今春竣工の予定。劇場は今年4月に再開場し、こけら落とし公演が始まるそうだ。
低層に構える劇場部分と高層のオフィスビル部分の中間には、誰でも気軽に入れる交流スペースと日本庭園を設けてあるそうだ。劇場正面は晴海通りに面しているが、オフィスビルは昭和通り側にエントランスがある。
地上29階のオフィスビルは、高い建物が少ない銀座地区では、一番高い建物になるという。
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