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2012年11月17日 (土)

飛鳥路

 2012年11月1日木) 奈良県明日香村の「飛鳥路」を自転車で巡る。

 史跡や古刹(こさつ)の残る万葉の里「飛鳥」。ここは古代、都が置かれていた。秋の田園風景の中、のんびり、きままに半日ほどサイクリングでめぐる。

 前泊の橿原ロイヤルホテルで、7:00起床、7:30朝食。9:00チェックアウト。

 橿原神宮前駅を9:30発の吉野行きに、同行者3人と乗車。飛鳥駅に9:34着。駅前の「明日香レンタサイクル」に行く。自転車は、電動、マウンテンバイクなども置いてあったが、みんなママチャリにする。レンタル1日900円+乗り捨て料200円。

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 コースの説明を受け、10:00自転車で出発。

 10:10「猿石(さるいし)」に到着。猿石は、「欽明天皇陵」と隣接する「吉備姫王墓」内にある4体の奇石(写真)。吉備姫王は欽明天皇の孫で、皇極天皇、孝徳天皇の母、天智・天武天皇の祖母である。

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 登り坂にある「鬼の雪隠(せっちん)」と「鬼の俎板(まないた)」に行く。ギアなしの自転車は、坂道では結構きつい。10:20到着。昔、鬼が俎板(写真右)で旅人を調理し、雪隠(左)で用を足したと伝説がある。これもなぜか宮内庁が管理している。

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 ここから先は、「亀石」の案内標識があるが、ちょっと行き過ぎたので戻って、壁画で有名な「高松塚古墳」へ行く。国土交通省で整備された広大な「国営飛鳥歴史公園高松塚古墳地区」の中にあるのだが、駐輪場に自転車を置いてからうろうろする。11:00高松塚古墳を見つける。

 壁画発見時やカビによる劣化で大騒ぎになった古墳も、今ではきれいに整備してある。近くの「高松塚壁画館」に入館(入館料250円)し、壁画の模写や石室のレプリカの展示を見学。

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 再び坂を自転車で登る。急坂では自転車を押して行くことに。11:58「亀石」に到着。昔から亀石として親しまれている亀の形をした石造物。言い伝えの物語はあるが、いつ何のために造られたかは、不明だという。

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 12:09「橘寺」が田園風景の中に現れる。聖徳太子ゆかりの風情豊かな古刹。室町時代に作られた聖徳太子座像は重文。不思議な石造仏「二面石」があるそうだ。時間の都合で遠くから寺の外観だけ見て、拝観はスキップ。

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 この寺の前から三輪山の眺めが良い。中央の三輪山が頭部に、右の巻向山、左の龍王山を両翼に、さながら大鳥が飛んでいるように見えるという。

 
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 12:34「石舞台古墳」に到着。巨石を積んだ横穴式の日本最大級石室。蘇我馬子の墓とされる。(入場料250円)

 写真は、石舞台古墳の外観(写真左)と内部(右)。

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 12:45~「夢市茶屋」で昼食。夢市茶屋は、石舞台古墳西隣にある物産・土産店の「明日香の夢市」(写真)の2Fにある食事処。

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 夢市茶屋の古代米御膳(写真左)1,050円、黒米カレー(右)840円。

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 13:52竹林の中にある「酒船石遺跡」を見る。酒を造る道具、あるいは薬などを造るための道具とも言われ諸説あるが定かではない。

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 酒船石遺跡のすぐ近くに「亀形石造物」があるが、入場料300円なので入場しなかった。

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 昔読んだ松本清張の推理小説「火の路(みち)」では、飛鳥の謎の石造物は古代イラン(ベルシァ)のゾロアスター教と関連があるとの話が出てきた。


 14:05「飛鳥寺」に行く。日本最古の仏像が鎮座する飛鳥寺は見逃せない。蘇我氏の氏寺だった。拝観料350円。ちょうど修学旅行のバスが来ていて、混みあっていた。

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 本尊は「飛鳥大仏」と呼ばれる釈迦如来(写真右)。「飛鳥寺」で日本最古の仏像「飛鳥大仏」を拝観。左の写真は、大仏の左側に安置された聖徳太子像。

 飛鳥大仏は、国宝でなく重要文化財だそうだ。過去二度の火災により、顔の一部や左耳、右手指3本だけが残り、そのほかは後世に補修されているためらしい。

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 この先に「甘樫丘(あまかしのおか)」という丘陵の国営公園があり、大和三山(畝傍山、天の香具山、耳成山)が一望できるそうだが、時間の関係でオミットする。

 

 
 
 ★ ★ ★

 

 自転車で約30分ほどかけて、橿原神宮前駅に向かう。橿原ロイヤルホテルそばを通り、線路下のトンネルを抜けて、駅の西口側に出て、15:12「橿原神宮」に到着。

 まず鳥居の大きさ、表参道の広さと長さ、境内の広さに圧倒される。創建は明治23年で、比較的新しい。祭神である神武天皇が橿原宮で即位したといわれる畝傍山の東南麓、約50万㎡もの広大な神域に建てられた。

 参道から南神門(写真)をくぐると、拝殿の前庭の広さに驚く。

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 外拝殿。通常はここで参拝する。

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 外拝殿から、内拝殿を望む。前の庭は正月などに開放される。本殿(重要文化財)は、この内拝殿の後方にあるのだろうか。

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 15:45、自転車を橿原神宮前駅の「明日香レンタサイクル」に返却。

 

 橿原市は、奈良県中部の市(人口約125,000人)で、奈良市に次ぐ県下第二の都市である。「橿原神宮」のほか、ここから北西2Kmほど先に「藤原京跡」の史跡がある。藤原京は、古代の本格的な都城で、平城京の前の都であった。

 

 この後、橿原神宮前駅15:53発の近鉄京橿特急で京都、新幹線で帰路へ。

 22:00過ぎに自宅に帰着。

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コメント

 ものみ・ゆさんさんのブログをメールで思い出し、今日初めてみました。
よく勉強されていますね。そして写真が素晴らしい。またすごいところは写真の下の説明で勉強できるところです。
 赤城山の木道の写真を見て、依然5月なのに残雪で池の周囲の木道が雪で見えず、杖を頼りに歩き、雪山では杖ですべらないように、すごく怖かった尾瀬沼旅行のことを思い出しました。妻沼聖天山の本殿は11月旅行した日光東照宮を連想し、時代背景はどうなのか、稚児の絵などが類似しているようで(勉強してないから比較できない)。東京の外苑はやはり帰りによった吉祥寺の井之頭公園を思い出しました。
やはり旅行して写真を撮る以上は形にして残さないと勉強もしないし、一辺倒で終わってしまうなあと反省したことでした。

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