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2012年11月15日 (木)

大台ケ原山

 2012年10月30日(火) 奈良県南部、三重県とにまたがる大台ケ原山の「日出ヶ岳(ひでがたけ)」に登る。

 大台ヶ原山は、吉野熊野国立公園にあり、周囲を傾斜が急な崖で囲まれ、頂上が平坦な地形で、奈良県吉野郡と三重県多気郡にまたがる。日本で一番雨が多い山である。日本百名山、日本百景、日本の秘境100選。最高点の「日出ヶ岳」は、標高1694.9 mで三重県の最高峰。

 ★ ★ ★

 2012/11/29(月)の午前中、奈良春日大社と東大寺を観光。昼食後、同行者6人と近鉄奈良駅を14:16出発。大和西大寺駅、橿原神宮前駅で乗換えて、奈良県吉野町の大和上市駅に15:48到着。

 大和上市駅からマイクロバスで約1時間半、奈良県川上村と上北山村、国道169号から大台ケ原ドライブウェイ(県道40号)の山道を走る。

 大台ケ原ドライブウェイのビューポイント。遠くに霞んでいるが「大峰山」か?

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 「大峰山」は、「大峰山脈」のことで、奈良県のもう一つの百名山。「八経ヶ岳」(はちきょうがたけ、標高1,915 m)を最高峰とする紀伊山地の脊梁をなす山脈である。八経ヶ岳は、近畿地方の最高峰でもある。

 薄暗くなった17:20に、大台ケ原山上の山荘「心・湯治館(こころ・とうじかん)」に着く。新館4人部屋の2部屋に分かれて入る。18:30~夕食、山荘は21:00消灯。

 ★ ★ ★

 翌日の2011/11/30、6:30に起床、7:00ごろから~朝食。山荘に不要な荷物を預け、9:00に山荘を出る。

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 大台ケ原は、東大台地区と西大台地区がある。今回の登山は、前者の一般向けの「東大台周遊コース」。コースや標識がよく整備されていて、比較的歩きやすい。約9Km、所要時間は約4時間だという。

 西大台地区は、利用を抑制することにより、原生的な植生景観を保存することを目的としている。標識等の設置は必要最小限で霧の発生も多く、迷いやすいことから地図・コンパスで道を確認しながら歩く。この地区内に入るには、事前に申請手続きが必要だそうだ。

 まず、近くにある「大台ヶ原ビジターセンター」(写真)を20分ほど見学した後、9:20日出ヶ岳を目指して登山口を出発。天気も良いし、紅葉も期待できそう。

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 山頂までの約2/3程は森林の中、緩やかな登り道が続き、後半に坂道、木の階段となるがそれ程キツイない。帰りのバスまでは十分あるので、のんびり歩く。

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 ちょうど紅葉が見頃か。

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 9:55、山頂手前に展望台がある。ここからいきなり海(熊野灘)が見えてびっくり。まさかこんなに海が近いとは。後で地図を見て、奈良盆地からこんなところまで来たのかと納得。

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 鞍部からやがて急勾配の階段が続くが距離が短く、10:15あっという間に日出ヶ岳の山頂。

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 山頂からも熊野灘や、大峰山脈の眺望が素晴らしい。遠くに富士山、南・中央・北アルプスの一部が見えるという。富士さんらしい円錐の山が見えて、望遠で写真に撮っておいただ、同定できなかった。

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 こちらが大峰山脈のようだ。

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 鞍部に戻り、周遊コースの木道を再び登ると10:40「正木峠」。

  
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 しばらく行くと原生林の倒木とミヤコザサの「正木ヶ原」に11:10ころ着く。野生の鹿も多く見かけられるというが、見あたらなかった。昔この辺りは、苔むすうっそうとした森林だったそうだ。昭和30年代に伊勢湾台風などで倒木し、ミヤコザサが地面を覆い、鹿の増加で樹木が育ちにくく、森林が衰退したという。

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 高原歩きのような平坦な歩き易い道。途中、11:20「尾鷲辻(おわせつじ)」で10分休憩する。
 11:43、「牛石ヶ原」で山荘のおにぎり弁当(630円)の昼食。ここは、神武天皇の銅像(写真)、伝説の牛石や御手洗池(写真)がある。

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 40分昼食休憩の後、最大の見どころ「大蛇嵓(だいじゃぐら)」へ。途中にセイロ嵓の絶壁と滝が見える。

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 岩尾根を注意して歩く。雨天時などは、滑り易くて危険。12:40、大蛇の頭部のような大蛇嵓に到着。鎖の柵があるが、スリル満点。直立するには勇気がいる。四つん這いで歩く。眼下は目もくらむ絶壁、展望良好。

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 13:00大蛇嵓分岐にもどり、この先は坂道をひたすら下り、「シオカラ谷」に向かう。

 13:40、シオカラ谷の小さな吊り橋(大台ケ原の最下点)を渡る。すぐ下の川は、「東ノ滝」へ流れる。この「東ノ川」は、熊野川の源流となっているようだ。

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 この辺りの紅葉もきれい。

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 ここから最後の急階段、急坂が長く続き、息を切らして登る。

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 やがて平坦になり、14:20出発地点の大台ケ原駐車場に到着。

 このあとに予定していた苔探勝路めぐり(一周約1.3Km、15~20分)は中止して、しばし休憩。

 駐車場の売店を覗いたりした後、山荘に預けた荷物を回収。バス停には、大和上市まで直行と各停の2台の奈良交通のバスが待っていた。バス停前の建物は閉まっていて、乗車券や整理券は無いようだ。出発30分前ころからバス停に並ぶ。 

 起伏は思ったより少なく、登山道もよく整備してあって、楽なコースだった。ただし、整備してある割には、駐車場以外の途中にトイレがないのは残念。

 ★ ★ ★

 大台ケ原駐車場のバス停から直行バスに乗り込み、15:30出発。予定より約10分早めの17:10に、大和上市駅に到着した。

 ここから近鉄特急で、18:13橿原神宮前駅へ。駅の東口より、徒歩約1分の「橿原ロイヤルホテル」にチェックインする。19:00ホテルから外出、駅前の居酒屋「かま善」で下山祝いの夕食。同ホテルに宿泊する。

 明日は、「三輪山」に登り、「山の辺の道」を歩く。

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