奥多摩・御岳山
2012年8月19日 (日) 納涼! 奥多摩・御岳山ハイキング
見頃を迎えている薄紫色のレンゲショウマ群生地、さまざまな奇岩や苔むした岩の間を清流が織りなす幽谷の「ロックガーデン」、御岳山(みたけさん)で涼やかな1日を過ごす。帰路、日の出町の町営「つるつるの温泉」に立ち寄る。
6:30自宅出発。圏央道青梅ICから、多摩川の西側の吉野街道(国道411号、都道45号)を走る。8:20、ケーブルカーの滝本駅駐車場に到着(駐車料金1,000円)。
8:30、ケーブルカー出発。利用者が多いため、臨時の時刻表で運行しているらしく待ち時間はあまりない。所要時間6分で御岳山駅に到着(ケーブルカー往復料金は、\1,090)。
遠くが霞んでいて、御岳駅からの展望はほとんど無い。すぐそばの日本一の「レンゲショウマ群生地」に向かう。群生地は木陰の斜面になっていて、約20分散策・観賞しながら登る。花を撮るカメラマンも多い。
斜面を登り切った9:06、高台に「産安社(うぶやすしゃ)」がある。産安社は、縁結び、安産、子宝の神社で、そばに子授け檜(ひのき)、夫婦杉、安産杉の3本の御神木がある。
産安社から御岳神社に向かう。一旦下ったところにある「御岳ビジターセンター」は工事中だった。この辺りは宿坊が多い。更に登り坂にある国の天然記念物で推定樹齢1000年の「神代ケヤキ」を通過、みやげ屋と食事処が並ぶ参道を通って、御嶽神社の前に出る。
石段を登り、神社の「随神門(ずいしんもん)」をくぐって、更に石段が続く。9:56、「御嶽神社」に参拝。御嶽神社は、御岳山頂(標高929m)に創建された関東有数の霊場。
眺めが良いという「長尾平」への分岐を通過。すぐに「七代の滝」へ向かう下り坂の分岐があるが、後回しにして「天狗の岩」に向かう。御嶽神社を出て30分後の10:35、「天狗の岩」到着。天狗が上を向いたような形をした大岩だそうだ。
ここから鉄ハシゴが続く急坂を下り、「七代の滝」(ななよのたき)まで往復する。
再び「天狗の岩」に戻り、大岩に鎖を伝って登ってみる。上には2体の天狗の像があった。
ロックガーデン(岩石園)は、「天狗の岩」~「綾広の滝」の約1.5kmの清流の岩場をいう。この御岳山の渓流沿いに散策する。夏休みで子ども連れの家族ハイカーも多い。
清流の中にある飛び石を渡りながら進むと、11:39「岩石園の東屋」に到着。ハイカーが大勢休んでいた。ここで昼食、約30分休憩。
12:19「綾広の滝」に到着。古くから御嶽神社でみそぎの行事に使われる落差10mの滝、別名「修行みそぎの滝」。滝の手前に、中里介山の「大菩薩峠」に出てくる「お浜の桂」(樹齢約300年)の巨木がある。
12:29、T字路にぶつかり左手は大岳山へ、正面は御岳山へ戻る道。避難所らしき建物がある。12:50、天狗が腰掛けるのにぴったりの形をした杉の大木「天狗の腰掛杉」の下で休憩。この木は遠く中央高速からも見えるという。
13:00、長尾平分岐に到着、ここから往路を戻る。午前中よりも晴れきて、遠くに都心や東京スカイツリーが見渡せた。
御嶽神社前で休憩、参道の商店街や宿坊を通って、13:45御岳山駅に到着。
ケーブルカーで滝本駅まで戻り、都道45号(吉野街道)を南下する。つるつる温泉入口を右折して、日の出町の公営温泉「ひのでつるつる温泉」(\800)に到着。結構混んでいた。
都道184号沿いの日の出町役場前を通って、16:23日の出ICで圏央道へ。自宅に、17:45着。
この日の下界は晴れ、35℃を越える猛暑日だったそうだ。現地の天気は、一時雲行きが怪しい時もあったが、曇りのち晴れ。御岳山の木陰と渓谷の整流は、涼しさ満点。後で調べてみると、約10Km、ゆっくりとしたペースだったが休憩を除き、3時間くらい歩いた。
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