浅間山周辺の高原
2012年8月3日(金)、涼しい高原と花々を求めて軽井沢、嬬恋高原、湯の丸高原など浅間山周辺の高原をめぐる。
1週間前の7/27(金)には、ほぼ同じコースで下見を行った。
参加者15人は、集合場所でマイクロバス(貸切)の乗り込み、7:00出発。上信越道・碓氷軽井沢ICから国道146号、白糸ハイランドウェイ(有料道路)へ。
9:00白糸の滝の駐車場着。「白糸の滝」(長野県軽井沢町)は、浅間山に
降り注ぐ水に陽が当たり、かすかに虹が見える。(写真下、7/27撮影)
白糸の滝に30分ほど滞在した後、再び国道146号を北上し、北軽井沢交差点から右に県道54号に入り、9:50浅間大滝の駐車場着。
北軽井沢周辺では最大の高さ15mの滝である「浅間大滝」は、水量が多く、水音、水しぶきも大迫力。(写真下、8/3撮影)
「魚止ノ滝」は、浅間大滝のすぐ下流にあり、滑らかな三段の落差だが水の勢いは激しい。こちらは、大滝に比べ観光客はほとんどいない。(写真下、7/27撮影)
途中、旧「草軽電鉄」の「北軽井沢駅舎」に立ち寄る。
草津温泉と軽井沢を結ぶ草軽電鉄は、昭和37年(1962年)に廃線となった。当時の姿をとどめた北軽井沢駅舎が改修・修復され、その前には利用者に親しまれていた電気機関車(愛称カブトムシ)の実物大の木製模型が、展示されている。(写真下、8/3撮影)
旧北軽井沢駅舎のすぐそばに、今では珍しい茅葺の神社があった(写真下、8/3撮影)。「牧宮(牧の宮)神社」で、明治15年牧場開発に着手し北軽井沢の発展の基礎を築いた北白川宮能久親王を祭っているという。
県道235号沿いの嬬恋村大笹のコンビニで弁当購入し、11:30日本一のキャベツ産地の畑へ。
ここは群馬県嬬恋村、標高800m~1400mの嬬恋高原。「つまごいパノラマライン北ルート」沿いにキャベツ畑が広がる。(写真下、7/27撮影)
15分後キャベツ畑を出発、更に「つまごいパノラマライン北ルート」を南下すると11:50見晴らしの良い「愛妻の丘」に到着。群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代字大横平の畑の中の丘。村民が始めた小さな催しが、愛を叫ぶ丘として群馬県が整備し、新名所になった。(写真下、7/27撮影)
「愛妻の丘」から望む浅間山。手前に田代湖。(写真下、8/3撮影)
県道94号の「湯の丸高原の地蔵峠を経て、12:35長野県東御市の「池の平湿原」の駐車場前に到着し、昼食。当日は平日だが、夏季の土日祝とお盆の日は、地蔵峠からはマイカー規制を行っており、シャトルバス(往復1,000円)に乗り換えなければならない。
7/28の下見では、池の平湿原の木道の遊歩道を周回。
8/3は、見晴歩道(
すでにレンゲツツジやハクサンシャクナゲなどは終わっていたが、7月下旬~9月上旬の高山植物が咲乱れている。
主な高山植物は左から、アヤメ、ニッコウキスゲ、ヤマオダマキ。 (写真下、7/27撮影)
マツムシソウ、マルバダケブキ、ノアザミ。(写真下、8/3撮影)
ヤナギラン、クガイソウ、クルマユリ。(写真下、8/3撮影)
15:00池の平湿原の駐車場を出発。県道94号を南下し小諸方面に向かう。
途中、チーズ工房本店「アトリエ・ド・フロマージュ」(長野県東御市新張)と、道の駅「雷電くるみの里」(長野県東御市滋野)に寄る。
「雷電くるみの里」には、江戸時代の当地・信濃国小県郡大石村(現長野県東御市)出身の江戸時代の名力士「雷電」の銅像(写真下、8/3撮影)があり、資料館(入場無料)があるそうだ。
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