無料ブログはココログ

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2012年8月の7件の投稿

2012年8月30日 (木)

江戸東京たてもの園

 2012年8月25日(土) 小金井市の「江戸東京たてもの園」

 「江戸東京たてもの園」は、墨田区にある「江戸東京博物館」の別館で、小金井市の小金井公園内にある。旧「武蔵野郷土館」だったところで、その資料を引き継いで、江戸から昭和にかけて建てられた貴重な建物などが、移築・展示されている。

 約30棟近くある展示建造物の一部を記す。

 

●自証院霊屋(じしょういんおたまや)

 入園するとすぐにカラフルな彫り物や金具が施された「自証院霊屋」が目立つ。以前来た時は、政治家の「高橋是清邸」、建築家の「前川國男邸」などに目が行って、気に留めなかったが。

Img_46031

 三代将軍徳川家光の側室であった「お振りの方」を祀った霊廟。お振りの方は、家光にとって初めての子である長女・千代姫を産むが、その3年後に死去した。慶安5年(1652)、千代姫の発願により、新宿・市ヶ谷の円融寺自証院に建てられた。江戸城や日光東照宮を建てた大工が建てたという。

 明治以降転売や移築を繰り返し、「江戸東京たてもの園」に移築された。東京都指定有形文化財(旧都重宝)の第1号に指定されている。確かにどこか、日光東照宮の建物に似ている。

 

●子宝湯(こだからゆ)

 足立区千住にあった宮造りの銭湯(1929年建築)。

Img_46781

Img_46701

 東京の銭湯を代表する建物で、神社仏閣を思わせる立派な銭湯。こんな贅沢な造りは、昔の銭湯が景気が良かったのだろう。ジブリの宮崎監督が、「千と千尋の神隠し」で「湯屋」のモデルに使ったという。

 

●天明家(てんみょうけ、農家)

 江戸時代、鵜ノ木村(現在の大田区内)で名主を勤めた旧家。正面に千鳥破風をもつ主屋、長屋門や枯山水庭園などがある。長屋門は、青梅の吉川英治記念館の建物にもあったが、もともと武家屋敷に建てられたもので、その後富農の家屋敷にも作られ、門の両側の建物が使用人の住居や納屋、作業所などに利用された。こんな格式高い農家の建物も、つい最近までどこの村々にもあって、住人が生活していた。

Img_46441

Img_46351_2

 

●武居三省堂(たけいさんしょうどう、文具店)

 明治初期に創業した文具店(千代田区神田須田町)。建物は震災後に建てられ、前面がタイル貼りになっている。

 明治14年(1881年)に古書店として誕生した「三省堂書店」(千代田区神田神保町)とは関係ないようだが、どちらも店の名前「三省」は、論語「吾日三省吾身」(吾れ 日に三たび 吾が身を 省みる)からとられている。

Img_46531

 

●鍵屋(かぎや、居酒屋)

 台東区下谷の言問通りにあった居酒屋。1856年(安政3)に建てられたと伝えられている。建物と店内は1970年(昭和45)頃の姿に復元。店内は、「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界でノスタルジーが漂う。

 

Img_46911

Img_46811_2

 

●万徳旅館(まんとくりょかん)

 青梅市の青梅街道沿いにあった旅館。建物は江戸時代末期の創建当初に近い姿に、室内は旅館として営業していた1950年(昭和25)ころの様子を復元。こんな旅館もつい最近まで古い街にはあった気がする。ガラスが入っているが、二階の造りもいかにも旅館(旅籠屋)で、時代劇にも出てきそうな建物だ。

Img_46791

2012年8月22日 (水)

奥多摩・御岳山

 2012年8月19日 (日) 納涼! 奥多摩・御岳山ハイキング

 見頃を迎えている薄紫色のレンゲショウマ群生地、さまざまな奇岩や苔むした岩の間を清流が織りなす幽谷の「ロックガーデン」、御岳山(みたけさん)で涼やかな1日を過ごす。帰路、日の出町の町営「つるつるの温泉」に立ち寄る。

 6:30自宅出発。圏央道青梅ICから、多摩川の西側の吉野街道(国道411号、都道45号)を走る。8:20、ケーブルカーの滝本駅駐車場に到着(駐車料金1,000円)。
 8:30、ケーブルカー出発。利用者が多いため、臨時の時刻表で運行しているらしく待ち時間はあまりない。所要時間6分で御岳山駅に到着(ケーブルカー往復料金は、\1,090)。

Img_45631

 遠くが霞んでいて、御岳駅からの展望はほとんど無い。すぐそばの日本一の「レンゲショウマ群生地」に向かう。群生地は木陰の斜面になっていて、約20分散策・観賞しながら登る。花を撮るカメラマンも多い。

Img_44171

Img_44671_2

 斜面を登り切った9:06、高台に「産安社(うぶやすしゃ)」がある。産安社は、縁結び、安産、子宝の神社で、そばに子授け檜(ひのき)、夫婦杉、安産杉の3本の御神木がある。

Img_44231_2 Img_44271_2 Img_44281

 産安社から御岳神社に向かう。一旦下ったところにある「御岳ビジターセンター」は工事中だった。この辺りは宿坊が多い。更に登り坂にある国の天然記念物で推定樹齢1000年の「神代ケヤキ」を通過、みやげ屋と食事処が並ぶ参道を通って、御嶽神社の前に出る。

Img_44391

 石段を登り、神社の「随神門(ずいしんもん)」をくぐって、更に石段が続く。9:56、「御嶽神社」に参拝。御嶽神社は、御岳山頂(標高929m)に創建された関東有数の霊場。

Img_44491

Img_44631

 眺めが良いという「長尾平」への分岐を通過。すぐに「七代の滝」へ向かう下り坂の分岐があるが、後回しにして「天狗の岩」に向かう。御嶽神社を出て30分後の10:35、「天狗の岩」到着。天狗が上を向いたような形をした大岩だそうだ。

Img_44791

 ここから鉄ハシゴが続く急坂を下り、「七代の滝」(ななよのたき)まで往復する。

Img_44881_2

 再び「天狗の岩」に戻り、大岩に鎖を伝って登ってみる。上には2体の天狗の像があった。 

Img_45001 Img_45011

Img_45071

 ロックガーデン(岩石園)は、「天狗の岩」~「綾広の滝」の約1.5kmの清流の岩場をいう。この御岳山の渓流沿いに散策する。夏休みで子ども連れの家族ハイカーも多い。

Img_45141

Img_45201

 清流の中にある飛び石を渡りながら進むと、11:39「岩石園の東屋」に到着。ハイカーが大勢休んでいた。ここで昼食、約30分休憩。

 12:19「綾広の滝」に到着。古くから御嶽神社でみそぎの行事に使われる落差10mの滝、別名「修行みそぎの滝」。滝の手前に、中里介山の「大菩薩峠」に出てくる「お浜の桂」(樹齢約300年)の巨木がある。

Img_45251 Img_45281

 12:29、T字路にぶつかり左手は大岳山へ、正面は御岳山へ戻る道。避難所らしき建物がある。12:50、天狗が腰掛けるのにぴったりの形をした杉の大木「天狗の腰掛杉」の下で休憩。この木は遠く中央高速からも見えるという。

Img_45401

 
 13:00、長尾平分岐に到着、ここから往路を戻る。午前中よりも晴れきて、遠くに都心や東京スカイツリーが見渡せた。

Img_45541

 御嶽神社前で休憩、参道の商店街や宿坊を通って、13:45御岳山駅に到着。

Img_45621

 ケーブルカーで滝本駅まで戻り、都道45号(吉野街道)を南下する。つるつる温泉入口を右折して、日の出町の公営温泉「ひのでつるつる温泉」(\800)に到着。結構混んでいた。

 都道184号沿いの日の出町役場前を通って、16:23日の出ICで圏央道へ。自宅に、17:45着。

 この日の下界は晴れ、35℃を越える猛暑日だったそうだ。現地の天気は、一時雲行きが怪しい時もあったが、曇りのち晴れ。御岳山の木陰と渓谷の整流は、涼しさ満点。後で調べてみると、約10Km、ゆっくりとしたペースだったが休憩を除き、3時間くらい歩いた。

 

2012年8月 9日 (木)

横綱羽黒山について

 先月末に旅した山形県鶴岡市の「羽黒山」が、横綱「羽黒山」の四股名(しこな)が因(ちな)んでいるのかどうか、気になったので調べてみた。

Haguroyama

写真は、ウィキペディア「羽黒山政司」より引用(出典:ウィキメディア・コモンズ)。
 

 羽黒山政司(大正3年(1914)~昭和44年(1969))は、戦中・戦後に活躍した第36代横綱。山形県出身ではなく、新潟県西蒲原郡の松長村(のちの中之口村)大字羽黒、現在の新潟市西蒲区羽黒の出身である。
 このあたりに「羽黒山」という山は、探しても無かったが、近くに「羽黒神社」があった。現在では、全国の力士像の中でも最大の高さ5mもある横綱「羽黒山」の銅像があるそうだ。

 「羽黒山」という山や「羽黒」という地名、「羽黒(山)神社」は、山形県鶴岡市が一番有名だが、調べると栃木県宇都宮市、三重県亀山市、新潟県佐渡市など全国に何箇所かにあった。

 横綱「羽黒山」の四股名は、出身地・新潟県の大字「羽黒」の「羽黒神社」に因んで、入門時に立浪親方がつけたそうだ。
 羽黒山は、昭和9年(1934)初土俵。スピード出世で昭和14年(1939)大関、昭和16年(1941)初優勝を果たして、横綱に昇進した。同部屋の双葉山の影に隠れて目立たなかったが、双葉山引退後は第一人者として、戦後復興の真っ只中の相撲界を支えた。(なお双葉山は、引退後に時津風を襲名して「時津風部屋」を興している。)

 その後ケガが多く、かつての勢いは失われたが、昭和27年(1952)に最後の優勝を全勝で飾り、最高齢37歳の全勝優勝記録となっている。幕内優勝7回、連勝記録は32連勝。昭和28年(1953)に、現役を引退した。現役時代から後進の育成に熱心で、引退後は立浪親方となり「若羽黒」を大関に昇進させたほか、部屋の「時津山」、「安念山」、「北の洋」を加えた4人は「立浪四天王」と謳われた。

 兄弟子の「若羽黒」と立浪部屋後継者の座を争った「安念山」(北海道出身)が、親方である先代「羽黒山」の長女と結婚。昭和36年(1961)からは「羽黒山」の四股名を継承して、部屋の後継者の座を勝ち取った。しかし、先代「羽黒山」ほどの活躍ができず、関脇どまりだった。「若羽黒」は横浜出身で、最高位は大関。

 2代目「羽黒山」(安念山)の弟子に「北尾」がいて、期待されて横綱に昇進、過去の横綱に因んで「双羽黒」を名乗った。しかし優勝経験ないまま暴行事件や女将・後援会会長らとの大喧嘩の末に部屋を飛び出し、昭和62年(1987)史上初めての廃業処分となった。名門立浪部屋は、その後は廃(すた)れていく。

 立浪部屋には、他に「羽黒~」とか「~羽黒」という力士がいたようだが、名横綱「羽黒山」に因んだ四股名で、山形出身ではないようだ。

 なお、第47代横綱の「柏戸」(富樫、昭和13年(1938)~平成8年(1996))は、山形県東田川郡山添村(のちの櫛引町)、現在では鶴岡市の出身。鶴岡市名誉市民となり、「横綱柏戸記念館」が立てられている。柏戸は、藤沢周平に並ぶ現代の鶴岡市の著名人だ。

 また、作曲家の中田喜直の名前が鶴岡市の「大寶館」にあった。「雪の降るまちを」、「鶴岡市民歌」などを作曲し、鶴岡と深い縁を持っているということで展示されていた。鶴岡出身と思いきや、出身地は東京である。
 「雪の降るまちを」のメロディには、鶴岡市で見かけた雪の情景が、描かれているという。中田喜直は、鶴岡の音楽愛好家と親交が深く、毎年のように鶴岡を訪れては、ピアノ独奏や地元の校歌を多く作曲していた。この名曲発祥の地にちなんで開催される「鶴岡音楽祭」が、毎年2月に開催されているという。

羽黒山

 2012年7月28日(土)~30日(月)、2泊3日の山形県の鶴岡・月山・羽黒山の旅。

 3日目の7月30日は、羽黒山の杉並木の続く、長い石段の参道を登る。

 全国有数の修験の山として有名な出羽三山のひとつの羽黒山(標高414m)は、三山の神を合祭した社殿「三神合祭殿」が山頂にある。参道には国宝の五重塔がひっそりたたずみ、2,446段の石段(1.7km)と杉の巨木並木は、荘厳な雰囲気が漂う。
    
 鶴岡市の湯野浜温泉・民宿「真砂子屋」で5:15起床。朝の散歩に出かける。

 民宿の目の前にある湯野浜小学校。懐かしい、ぬくもりのある木造校舎。調べると平成16年に竣工したようだ。だぶん鉄筋コンクリートを基礎に、外壁や内装に木材をふんだんに使用しているようだ。校庭には、この地方では珍しくないのだろうが、写真右手に土俵がある。

Img_40151 

 広くて白い砂浜が続く、県内最大規模の湯野浜海水浴場。早朝で人影は少なく、ひっそりしている。

Img_40211

 7:00~朝食。8:00、民宿をワゴン車で出発、県道112号線~県道47号線を経て、8:53羽黒山参拝駐車場に到着する。

 駐車場のすぐそばには、1日目に宿泊した宿坊「神林勝金」がある。

Img_40401

 この鳥居の先に、参道入り口の「随身門」が見える。

Img_40411
 
 9:00、羽黒山参道入口の「随身門」をくぐると杉の巨木が並び、その大きさに圧倒される。「随身門」から一旦石段を下り、赤い「祓川(はらいかわ)神橋」を渡る。昔は出羽三山に参拝する人々が、月山を源流とする祓川で身を清めたという。須賀の滝(不動の滝)、樹齢千年超の「爺杉」(国の天然記念物、写真下)を見る。

Img_40521_2

 9:18、杉林の中にたたずむ国宝「羽黒山五重塔」。

Img_40631_2

 子ども連れの家族も石段を登る。「一の坂」、「二の坂」を過ぎると、流れ落ちる汗が止まらない。

Img_40721

 息を切らして登るちょうどいい所に「二の坂茶屋」があり、20分休憩。かき氷(350円)を食する。茶屋では、写真下のような認定証に、名前を入れてもらえた。

Img_41231

 最後の「三の坂」を登ったところに、斎館(羽黒山参籠所、写真下)がある。現在は参拝客の宿泊所、食事処として利用されている。

Img_40821

 10:40、羽黒山山頂(標高414m)に約1時間をかけて到着。 

 立派な萱葺き屋根の出羽三山の「三神合祭殿」(国の重要文化財)に参拝。本殿には、山頂駐車場から来る参拝客でにぎあう。

Img_40901

 境内には、奥の細道の芭蕉の像と句碑『涼しさやほの三日月の羽黒山』があった。

Img_41101

 「出羽三山歴史博物館」(入館料200円)もあるが、時間の都合で割愛。

Img_41111

 羽黒山頂駐車場には、土産物屋やトイレなどがある大駐車場で団体客の大型バスが多数駐車していた。
 

 あらかじめワゴン車を回送してもらっていたので、駐車場で乗車して羽黒山を11:07出発。

 市街地から羽黒山に向かう時、県道47号(羽黒山街道)のまっすぐな道路に、突然現れる巨大な鳥居に驚いたが、帰り道に撮影。

Img_41161

 市街地に戻り、物産大店「でがんす」に寄り、お土産を購入。12:05、「致道博物館」の敷地内にあるお食事&甘味処「三昧庵」で昼食。御当地の「麦きり」(700円)を注文。
 

 県道47号(羽黒山街道)~国道7号、鶴岡西ICから日本海道を走り、再び国道7号線へ。7号線の「道の駅あつみ」、同じく「道の駅朝日まほろば」で休憩、買い物。
 

 再び日本海道を走り、途中サービスエリアで休憩しながら、出発地に19:45帰着した。

2012年8月 8日 (水)

月山(がっさん)

 2012年7月28日(土)~30日(月)、2泊3日の鶴岡・月山・羽黒山の旅。

 2日目の7月29日は、月山(がっさん)登山。月山は、山形県中央で出羽丘陵南部に位置する標高1,984mの火山。湯殿山(1,500m)、羽黒山(414m)とともに「出羽三山」の一つで、山岳信仰の山として知られる。山頂には月山神社がある。磐梯朝日国立公園の特別区域に指定、日本百名山のひとつ。

 

 羽黒山神社宿坊「神林勝金」で5:00起床。6:00~精進料理に当地名物の餡子でくるんだ「力餅」の朝食。

 6:50宿坊からワゴン車で出発。県道47号鶴岡羽黒線(羽黒山街道)~県道211号月山公園線・月山高原ラインを経て、 八合目駐車場に7:45到着。

 日曜日でもあり、駐車場は、観光客や登山客、白装束の参拝客の大型バスや乗用車で混み合っている。やっと駐車スペースを確保。混雑すると六合目で交通規制があり、シャトルバスに乗り換えるらしい。

 8:00、駐車場のレストハウス脇にある登山口を出発。

Img_39231

 登山口から「阿弥ヶ原」の湿原(標高1,400~1,500m)が広がる。

 ニッコウキスゲの群落。

Img_39242

 御田原参篭所(みたはらさんろうしょ)の前。ここで登山の安全を祈願して出発するらしい。参篭所は宿泊もできるそうだが、1階は休憩所になっているようだ。

Img_39272

 湿原、池塘、お花畑。
Img_39292_2

 「阿弥ヶ原」湿原を過ぎると、無量坂を登る。登山客、参拝客多くて、すれ違いが大変。

 一の岳を通過。曇っていて、鳥海山は見えず。あちこちに雪渓があり、時々霧が漂う。 

Img_39382_2

Img_39411

 9:53、仏生池小屋前で約10分休憩。有料トイレがきれいなのに驚く。近くに二の岳(仏生岳)がある。

Img_39962

 仏生池小屋を振り返る。

 

Img_39452_2

 「行者返し」の道標あり。なだらかな登りが続くが、ここが一番の急坂の岩場である。道標には、「役の行者が月山登拝の折り、月山大神より修行未熟を悟され、羽黒山に返された地」と書いてある。役の行者(えんのぎょうしゃ)は、7世紀末に大和国の葛城山を中心に活動した呪術者で、後に修験道の開祖(山伏の元祖)として尊崇された人物である。

Img_39472_2

 山頂手前に、三角点1980mがあるらしい。

 11:20、月山山頂(標高1,984m)に到着する。山頂にある「月山神社」付近は、混み合っていて参拝せず。写真を撮るのも忘れる。霧がかかり、周りの眺望はない。山頂付近がこんなに人込みのある山も珍しい。

 宿坊のおにぎりで昼食。「頂上小屋」付近にあるここのトイレもきれい。

 11:55、下山開始。

 霧が尾根を吹きわたる。

Img_39872

 15:10、八合目駐車場に到着。

 休憩を除く歩行時間は、5時間55分(登り3時間5分、下り2時間50分)。標高差=594m、往復の歩程は、10kmだった。

 月山は、尾根沿いの緩やかな登りが続く山で、登山道は石が敷き詰められ、所々木道があって整備されていて、登り易い山だった。曇っていて眺望は全くなかったが、暑くも無く、湿原や池塘、残雪、高山植物を楽しめた。

  ハクサンイチゲ          ウサギギク          ミヤマリンドウ
Img_39482 Img_39492 Img_39522_2

 ハクサンシャジン?         ヒナザクラ           ヨツバシオガマ
Img_39562 Img_39681 Img_39592 

  イワカガミ             イブキセリ           ハクサンフウロ 
Img_39642 Img_39722 Img_39762 

  
  ウスユキソウ           ヤマハハコ           キンコウカ
Img_39802 Img_39852 Img_39972

 15:34、駐車場を出て県道211を経て、県道47号を西(海岸の方向)に向かう。

 17:00、湯野浜温泉・民宿「真砂子屋」(鶴岡市湯野浜、宿泊料8,000円)に到着。

Img_40321


 到着後、温泉に入浴。6:45、日本海に沈む夕陽を見に近くの浜辺に行く。水平線には雲があって、沈む頃には見えなくなった。

Img_40022

 19:00~タラバ蟹付きの夕食。22:15頃には就寝。

 明日は、2,446段の石段がある羽黒山に登る。

2012年8月 7日 (火)

鶴岡の史跡巡り

 2012年7月28日(土)~30日(月)、2泊3日の鶴岡・月山・羽黒山の旅。

 1日目の7月28日は、山形県鶴岡市内の名所・旧跡をめぐる。
 鶴岡は、庄内藩酒井家が統治した城下町。東北で唯一現存する藩校や、明治・大正期の白亜の洋館など、史跡や文化財・伝統が残る歴史の町である。直木賞作家・藤沢周平がこよなく愛した故郷で、藤沢映画のロケも行われた。

 

 6:00、6人乗りワゴン車で出発。日本海道を北上、11:55鶴岡西ICで国道7号に降り、県道47号(羽黒山街道)を東に進む。

 12:12、鶴岡市役所(写真下)の駐車場に車を止める。市役所は、鶴岡公園の東隣にある。

Img_38551

 12:20~12:50、市役所裏の食事処で昼食。普通の「冷し中華」(750円、写真左下)もあるが、御当地の「冷しラーメン」(650円、写真右下)というのがあり、スープや麺、具は、全く普通のラーメンが冷えている。

 Img_38331 Img_38341_3

 歩いてすぐの「鶴ヶ岡城址」は、「鶴岡公園」(写真下)となっている。本丸部分には「荘内神社」がある。

Img_38441

 13:05、鶴岡公園内にある「藤沢周平記念館」に入館(入館料300円)する。鶴岡市立の施設で、2010年4月に開館した。9月30日までの会期で、「『義民が駆ける』の世界」の企画展が開催中。『義民が駆ける』は、庄内藩を長岡に、長岡藩を川越に、川越藩を庄内に移す三方領地替えという天保義民事件を材をとった、藤沢周平の時代小説。

Img_38421

 13:50移動の途中で、公園園内にある「大寶館」を覘く。大正天皇の即位を記念して建てられた洋館で、鶴岡の著名人の資料を展示。

Img_38451

 14:00、市役所の向かい側にある「致道館」に入館(入館料無料)する。 「致道館」は、徂徠学を教学とした庄内藩の藩校。9代藩主酒井忠徳が、藩政の振興を図るために、1805年に創設した学校。国指定史跡。この藩校建築は、歴史的、文化的にも価値が高い。

Img_38491

Img_38521_2

 移動の途中、物産大店「でがんす」でお茶のサービス、観光パンフをもらう。

 「致堂館」から徒歩15分、14:50に「丙申堂」に入館(入館料400円)。「丙申堂」は、御用商から鶴岡一の豪商となった旧風間家の住宅。4万個の石を乗せた石置屋根が特徴。国指定重要文化財にも指定。映画「蝉しぐれ」のロケ地にもなった。

Img_38601

Img_38671

 15:20、「無量光苑・釈迦堂」は、「丙申堂」の別邸として約50m北に建てられた建物。主に来客の接待などに使われていた。

Img_38781

Img_38801_2

 途中、鶴岡公園の南隣りに慶応大学先端生命科学研究所があった。

 15:55、鶴岡公園の西隣りにある「致道博物館」へ入館(入館料700円)する。公益財団法人「致道博物館」は、重要文化財の洋館「旧西田川郡役所」(7月から保存修復工事のため閉鎖中)が、シンボルとなっている。洋館「旧鶴岡警察庁舎」、多層民家の「旧渋谷家住宅」、「旧庄内藩主酒井氏の御隠殿(ごいんでん)」、「酒井氏庭園」などの貴重な歴史的建築物や庄内地方の民具などが公開展示、鶴岡の歴史文化の殿堂となっている。美術展覧会場では、「新作名刀展」が開催中。

 致道博物館にある白亜の洋館「旧鶴岡警察庁舎」。 明治17年に建てられ、昭和32年に移築された。

Img_38941

 致道博物館の「民具の蔵」には。北前船の模型が展示されていた。

Img_39001

 酒井氏庭園(国指定名勝)は、旧庄内藩主御隠殿の奥座敷の北側にある。

Img_39081

 

 16:53、鶴岡市役所駐車場に戻る。

 県道47号鶴岡羽黒線(羽黒山街道)を東に走ると、大鳥居があり、やがて羽黒山の門前町約1キロに渡って宿坊街が続く。宿坊は、出羽三山参拝の修験者や、信者が大勢利用するという。

 17:30、羽黒山神社宿坊「神林勝金」(鶴岡市羽黒町手向3、写真下)に到着。宿泊7,500円。明日昼の弁当(おにぎり420円)を注文。19:00~精進料理の夕食。

Img_39201

 

 疲れて20:30頃には就寝。明日は、月山(がっさん 1,984m)に登る。

浅間山周辺の高原

 2012年8月3日(金)、涼しい高原と花々を求めて軽井沢、嬬恋高原、湯の丸高原など浅間山周辺の高原をめぐる。

 1週間前の7/27(金)には、ほぼ同じコースで下見を行った。

 

 参加者15人は、集合場所でマイクロバス(貸切)の乗り込み、7:00出発。上信越道・碓氷軽井沢ICから国道146号、白糸ハイランドウェイ(有料道路)へ。

 9:00白糸の滝の駐車場着。「白糸の滝」(長野県軽井沢町)は、浅間山に降った雨が地下に浸透し、岩肌から白糸のように流れ落ち、湯川の水源となっている(写真下、7/27撮影)。高さ3m、幅70m。観光客多し。

Img_37351

 降り注ぐ水に陽が当たり、かすかに虹が見える。(写真下、7/27撮影)

Img_37511

 白糸の滝に30分ほど滞在した後、再び国道146号を北上し、北軽井沢交差点から右に県道54号に入り、9:50浅間大滝の駐車場着。

 北軽井沢周辺では最大の高さ15mの滝である「浅間大滝」は、水量が多く、水音、水しぶきも大迫力。(写真下、8/3撮影)

Img_41461

 「魚止ノ滝」は、浅間大滝のすぐ下流にあり、滑らかな三段の落差だが水の勢いは激しい。こちらは、大滝に比べ観光客はほとんどいない。(写真下、7/27撮影)

Img_37551

 魚止ノ滝と浅間大滝に30分滞在、嬬恋村に向かう。

 途中、旧「草軽電鉄」の「北軽井沢駅舎」に立ち寄る。
 草津温泉と軽井沢を結ぶ草軽電鉄は、昭和37年(1962年)に廃線となった。当時の姿をとどめた北軽井沢駅舎が改修・修復され、その前には利用者に親しまれていた電気機関車(愛称カブトムシ)の実物大の木製模型が、展示されている。(写真下、8/3撮影)

Img_41761

 旧北軽井沢駅舎のすぐそばに、今では珍しい茅葺の神社があった(写真下、8/3撮影)。「牧宮(牧の宮)神社」で、明治15年牧場開発に着手し北軽井沢の発展の基礎を築いた北白川宮能久親王を祭っているという。

Img_41681_2

 県道235号沿いの嬬恋村大笹のコンビニで弁当購入し、11:30日本一のキャベツ産地の畑へ。

 ここは群馬県嬬恋村、標高800m~1400mの嬬恋高原。「つまごいパノラマライン北ルート」沿いにキャベツ畑が広がる。(写真下、7/27撮影)

Img_37851

 キャベツ畑の向こうの浅間山を眺める。(写真下、8/3撮影)

Img_41781

 15分後キャベツ畑を出発、更に「つまごいパノラマライン北ルート」を南下すると11:50見晴らしの良い「愛妻の丘」に到着。群馬県吾妻郡嬬恋村大字田代字大横平の畑の中の丘。村民が始めた小さな催しが、愛を叫ぶ丘として群馬県が整備し、新名所になった。(写真下、7/27撮影)

Img_38001

 「愛妻の丘」から望む浅間山。手前に田代湖。(写真下、8/3撮影)

Img_41951

 県道94号の「湯の丸高原の地蔵峠を経て、12:35長野県東御市の「池の平湿原」の駐車場前に到着し、昼食。当日は平日だが、夏季の土日祝とお盆の日は、地蔵峠からはマイカー規制を行っており、シャトルバス(往復1,000円)に乗り換えなければならない。

 7/28の下見では、池の平湿原の木道の遊歩道を周回。

 Img_424481

 8/3は、見晴歩道(標高2,100m)に上り、池の平湿原を見下ろす。

Img_42191
 

 すでにレンゲツツジやハクサンシャクナゲなどは終わっていたが、7月下旬~9月上旬の高山植物が咲乱れている。

 主な高山植物は左から、アヤメ、ニッコウキスゲ、ヤマオダマキ。 (写真下、7/27撮影)

Img_38201 Img_38221 Img_38241

 マツムシソウ、マルバダケブキ、ノアザミ。(写真下、8/3撮影)

Img_42111 Img_42161 Img_42381

 ヤナギラン、クガイソウ、クルマユリ。(写真下、8/3撮影)

Img_42071 Img_42431 Img_42511

 

 15:00池の平湿原の駐車場を出発。県道94号を南下し小諸方面に向かう。

 途中、チーズ工房本店「アトリエ・ド・フロマージュ」(長野県東御市新張)と、道の駅「雷電くるみの里」(長野県東御市滋野)に寄る。
 「雷電くるみの里」には、江戸時代の当地・信濃国小県郡大石村(現長野県東御市)出身の江戸時代の名力士「雷電」の銅像(写真下、8/3撮影)があり、資料館(入場無料)があるそうだ。

Img_42621_2

 浅間サンラインから碓氷軽井沢IC~上越道・関越道、18:00出発地に到着。

« 2012年7月 | トップページ | 2012年9月 »

2023年2月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28        

最近のトラックバック