月島周辺の風景
2012年7月21日(土)、下町情緒の月島周辺をめぐる。
13:00前、有楽町線の月島駅で下車。
13:15~「佃三公園」の周りの佃三丁目の路地を散策。古い木造の家屋も多く、裏通りの家々の玄関先には、草花が並ぶ。
佃島は、隅田川の河口にできた自然の島(砂洲)であった。徳川家康が関東下降の際、ゆかりのあった摂津国佃村(現大阪市西淀川区佃町)の漁民33人を呼び寄せ、土砂を埋め立てて拡張、築島して住まわせた。
移民した佃島の漁民たちは、大阪の住吉神社の分霊を迎えて、この地に新たに分祀(ぶんし)し、佃住吉神社を起こした。佃島は現在の佃一丁目で、佃二丁目、三丁目は、かつて新佃島という地名だった。その後、月島、勝どき、豊海、晴海と埋め立てが行なわれた。住吉神社は、この地域の氏神として信仰されている。
今年8月3日~8月6日には、「住吉神社大祭」が行われる。町にはポスターが貼られ、祭りの準備が進められていた。
佃島の特産品は「佃煮」。現在でも佃煮を販売する小さい店がある。天保8年創業という、元祖佃煮の「天安本店」に入ってみる。佃煮三品詰合せ1,000円を購入。
15:45~隅田川を眺めながら勝どき橋に向かって、「隅田川テラス」を歩く。隅田川テラスは、隅田川両岸に沿って整備された親水テラスで、舗装や緑化が施されて散策路や公園として、また治水上の堤防の根固めの役割を果たす。
勝どき橋を渡って、16:30~築地七丁目で懇親会、19:00解散。
帰り道の勝どき橋の上から、隅田川を行き交う屋形船を眺める。
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