浅草寺の風景
2012年7月7日、1年ぶりに浅草寺を巡る。
●昼過ぎには雨になりそうな午前10時半過ぎ、浅草の「雷門」から見る「仲見世」。
土曜日で、相変わらず混雑している。震災の影響で一時減っていた外人観光客が、増えたようだ。雷門をくぐった外国人は、この仲見世通りの日本的情緒に大感激するらしい。
浅草の顔としても有名な雷門は、松下電器創始者松下幸之助氏の寄進により、復興再建された。
●仲見世通りと交差する伝通院通りから見る東京スカイツリー。
突然この空間にスカイツリーが見えるので、観光客が喜んで写真を撮っている。この先の本堂の前からも良く見えるのだが。
●雷門の先にある「宝蔵門」。
この宝蔵門は、ホテルニューオータニ創始者の大谷米太郎氏の寄進により復興再建された。
●「弁天堂」の入り口の一対の狛犬。
宝蔵門手前の右側に、弁天山と呼ばれる小丘の上「弁天堂」と鐘楼がある。
●宝蔵門手前に、「母子地蔵」の赤いのぼりと石像が立つ。
アニメ風な顔つきの地蔵だなと思ったら、やはり漫画家のちばてつや氏のデザインだそうだ。
旧満州で終戦の混乱の中で、日本に帰れなかった多くの母親と子供たちの霊をなぐさめるため、平成9年に建立された。
●宝蔵門の脇には休憩所があり、その前にポンプ式の井戸がある。
こんなに所になぜ突然ポンプがあるのか、よく分からない。この水は飲むことはできないので、主に手洗い用とのことだ。
●お水舎(みずや)の龍。
この龍の上には、高村光雲作の「龍神像」があり、また天井には東韻光画の「墨絵の龍」がある。龍神像は、以前本堂裏にあった噴水に安置されていた像である。龍や龍神は、水をつかさどる神。
●本堂前から見た東京スカイツリー。雨が降りそうな雲行きで、ツリーの第二展望台は雲に隠れている。
●本堂の西側に、童謡「鳩ポッポ」(東くめ作詞、滝廉太郎作曲)の歌碑がある。
この石碑の上に、銅造のあたかも生きているような鳩でがとまっていた。
●浅草寺西側にある「花やしき通り」。仲見世通りとは、また違った雰囲気。
浅草「花屋敷」は、日本の遊園地の原型と言われていて、1853年(嘉永6年)にオープンしたそうだ。
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