武州寄居七福神めぐり-後半編
2012/4/7(土) 寄居七福神めぐりウォークの後半編
今年1月14日、武州寄居(埼玉県大里郡寄居町)七福神の5ヶ寺のうち3ヶ寺をめぐったが、残りの2寺を4月7日(土)にめぐる。
東武東上線の男衾(おぶすま)駅を8時55分出発。東京では満開の桜のニュースを聞く頃だが、この辺りはまだ梅が満開といったところ。県道274号線に沿って南下し、35分ほど歩いて、「とんぼの里公園」の先にあり住宅に囲まれた「長昌寺」がある(9:30到着)。境内には大きな藤棚があり、その先に真っ赤に塗られた寿老尊が大きな岩の上に建っていた。長いひげをたくわえ、老人の姿をした長寿を授ける福の神。右手のひらをに人々の災難を払い、右手に巻物も持ち、長寿の代表とされる鹿を連れています。
この寺は「萩の寺」として有名で、秋には萩が咲き乱れるそうだ。本堂には、遊行僧の円空が彫ったという「木造役行者像」(寄居町指定文化財)が安置されているという。
15分休憩後、田園地帯を北上、左折して県道81号線を進み、45分で「常楽寺」に到着(10:30)。門を入ると、白木蓮とエドヒガン桜だろうか、大木に白い花とピンクの花がちょうど満開で競い合うように咲いていた。
金、赤や茶色に塗り分けられ、満開の桜の下のコニコ顔の恵比寿尊は、右手で釣竿を持ち左手で大きな鯛を抱えて、赤い台座に座っている。向かって右手には、6体の地蔵を従えている恵比寿尊は、もともと漁業・航海の神だが、商売繁盛・五穀豊穣をもたらす商業・農業の福の神でもある。
常楽寺で15分休憩後、荒川沿いに巨大な水車シンボルがある「川の博物館」(かわはく)に向かう。「かわはく」は、「埼玉の母なる川」である荒川を中心に、河川や水と人々のくらしとのかかわりをテーマに、展示や体験学習により理解を深めるという埼玉県立の博物館。駐車場:有り(300円)、観覧料:400円(65歳以上、中学生以下無料)。約35分で到着し、レストハウスで昼食の後、屋内外の施設を13時まで見学。
最寄りの東武東上線鉢形駅まで20分ほど歩いて、13時20分解散、帰路へ。
この日は冬型の天気で風が冷たく、4月にしては寒い日だったが、ウオーキングには良い天気だった。歩程は約9Km、約2時間15分。2回にわたる寄居七福神めぐりは、これで満願となった。
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