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2011年11月18日 (金)

日光東照宮

 2011年11月14日(月)~15日(火)、日光・鬼怒川温泉へ一泊二日のグループ旅行。

 自宅を9:05出る。11人の一行は車2台に分乗し、9:30駅前を出発。東北道を経由し、佐野SAで休憩、日光宇都宮道路から日光へ。12:00に日光市営有料駐車場(第1)に車を置く(駐車料金500円)。

 
 

●日光東照宮

 近くのお食事処「日の丸」で昼食(ざるそば1,050円)後、13:00~15:00まで有料ガイド(2時間5,500円)付きで、「日光東照宮」を見学する。拝観料1,300円。

▽石鳥居(一ノ鳥居)

 表参道から階段を上ると、江戸時代最大規模という高さ9mの「石鳥居」がある。黒田藩主・黒田長政が奉納。石は、九州から切り出された。

▽五重塔

 石鳥居をくぐるとすぐ左手に、小浜藩主・酒井忠勝が奉納した「五重塔」が建つ。1層軒下には、方角を示す十二支が彫刻。内部は吹き抜けで、天井からは心柱が吊り下げられ、東京スカイツリーと同じ制振構造だという。

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▽想像の象

 「表門」を抜けて右手に、「上神庫」(かみじんこ)がある。狩野探幽の2頭の象が彫られているが、象を見たこともなく想像で描いたので、「想像の象」と呼ばれる。

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▽三猿(さんざる)

 上神庫の反対側に、「見ざる・言わざる・聞かざる」の「三猿」の彫刻のある「神厩舎」(しんきゅうしゃ、馬小屋)の建物がある。
 全部で8枚の絵になっていて、左から2番目の彫刻が三猿。1番目の母子猿から8番目の妊娠した猿まで、ちゃんとした物語りになっていて、また1番目に戻り人生が繰り返されるという。

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▽御水舎(おみずや)

 参拝者が手と口を清める場所。手水鉢(水盤)は、鍋島藩主が家康3回忌に奉納した。軒下には、2頭の飛龍。

▽銅鳥居(どうとりい)

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 青銅で作られた高さ6mの唐(から)銅鳥居で、三代将軍家光が金2,000両を費やして建てた。柱の足元には、神社としては珍しい仏教様式の蓮(はす)の花弁。陽明門とこの鳥居の中心に結んだ上空に、北辰(北極星)が来るように造られ、その線を真南に行けば江戸。

▽輪蔵(りんぞう、経蔵)

 建物の内部には、八角形の回転式の書架があり、書物が納められていた。

▽南蛮鉄燈籠、回転燈籠

 伊達政宗が、ポルトガルから鉄材を輸入し作らせたのが「南蛮鉄燈籠」。オランダから贈られたのが、三葉葵の紋が逆さまについている八角形の「回転燈籠」。

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▽陽明門

 左右に「鼓楼」と「鐘楼」があり、正面に東照宮の象徴的な「陽明門」が建ち、後水尾天皇の筆による「東照大権現」(家康の神号)の額が掲げられている。
 軒下には金と極彩色に彩られた麒麟、唐獅子、竜などの霊獣や子どもの遊び、聖人賢人など、数百体の彫刻で埋め尽くされている。1日中見てても飽きない事から、「日暮門」の別称がある。
 陽明門の12本の柱の1本は、「魔除けの逆柱」と呼ばれる。模様が逆で「完成した瞬間から崩壊が始まる」という古事から、わざと未完成の部分を残しているという。

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 陽明門を中心に本社、祈祷殿、神楽殿、神輿社などを「回廊」が取り囲んでいる。目立たない場所だが、総漆塗りで様々な精巧な彫刻に、極彩色で彩られている。

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▽神輿舎(しんよしゃ)

 陽明門をくぐって左にある「神輿舎」(しんよしゃ)には、家康、秀吉、頼朝を祀った3基の神輿(みこし、しんよ)が安置されている。

▽眠り猫

 「坂下門」の奥が、家康が眠る「奥宮」に続く。坂下門は普段は閉められ、将軍参詣の時しか開く事がなかったので「開かずの門」とも呼ばれた。奥宮へ続く欄間には、有名な「眠り猫」と「雀」の彫刻が彫り込まれている。

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▽奥宮

 200段の石段を息を切らして上ると、「奥宮拝殿」があり、銅製の唐門である「鋳抜門」(いぬきもん)、「奥宮」と続く。奥宮は、家康の墳墓の上に建てられた宝塔。当初の木造から石造に変わり、後に銅製になった。宝塔は、石造りの玉垣の内部に、八角九段の基盤の上にあり、高さ5m。

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▽御本社(ごほんしゃ)

 坂下門に戻った後、靴を脱いで東照宮の中心となる建物の「御本社」に入る。内部は撮影禁止。
 本社は、本殿、石の間、拝殿が一体化した権現造りで、東照宮の中心を成している。拝殿の天井は、それぞれ異なった竜が狩野一派によって描かれている。巫女さんの案内で、柏手を打って参拝。本社の表門である「唐門」(からもん)は、竜や獅子を模った銅製彫刻、唐破風や欄間、柱には、精巧な彫刻が施されているが、現在修復工事中。
 写真は、奥宮への石段から坂下門と本社の屋根を撮影。

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▽祈祷殿(上社務所)

 護摩を焚いて天下太平を祈願した。軒下には水鳥や鯉の彫り物がある。 現在は、結婚式などに使われているという。

▽本地堂(ほんじどう、鳴き龍)

 本地堂は、薬師堂とも呼ばれ、狩野派が描いた龍の天井画がある。昭和36年に火災により焼失、その後再建した。靴を脱いで上がり、案内人が説明の後、拍子木を叩くと反響した鳴き龍を聞くことができた。

 15:15東照宮の見学を終わり、表参道を通って市営駐車場に向かう。
 日光東照宮は、多数の建造物や工芸品が国宝、重要文化財に指定されている荘厳な史跡・文化財であり、世界遺産でもある。その一方で、観光施設としての行きすぎた商業主義には、以前から違和感を覚える。
 有料のガイドは、さすがプロだけあって説明がうまい。改めて東照宮について学ぶことが多かったが、この旅行を計画した幹事のFさんに感謝。

●日光山輪王寺

 輪王寺は、平成32年度までの予定で「本堂(三仏堂)平成大修理」が進行中。輪王寺の「大猷院」(たいゆういん)は、徳川三代将軍家光公の廟所で、一見する価値があるという。次回来る機会があれば、見学してみたい。

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 なお、日光の「東照宮」、「二荒山神社」、「輪王寺」の建造物は「日光の社寺」として平成11年(1999年)に世界遺産に登録された。

●鬼怒川温泉

 15:30市営駐車場を出発、16:10宿泊先の「鬼怒川温泉ホテル」に到着。温泉に入った後、18:00~20:00夕食(バイキング)と20:30~23:30カラオケ(貸切り)で盛り上がり、24:00少し前に就寝。1泊2食12,250円(入湯税込み)。

 翌日の11月15日(火)は、田母沢御用邸を見学する。続きは、次の記事「日光田母沢御用邸」をご覧ください。

 

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